旅行記 - 9月17日

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記54] え?養蜂もやってて蜂蜜も作ってるの?

目次

  1. おじさんの子供の頃の話を聞く
  2. 実際に馬が引いていた馬車
  3. ミヅキ・ヤビーの餌になる
  4. ちょっとした博物館のようになっている建物
  5. 建物の中はアンティークの数々
  6. アンティークなバーカウンターもある
  7. バーカウンターの横には鉄製のストーブ
  8. 本物の羊毛
  9. 意外と茶色い羊の毛
  10. Cambinata Yabbiesで作っている製品の数々
  11. スパイスを味見
  12. 蜂蜜もあるんだよ?
  13. おじさんの顔写真が付いた蜂蜜の瓶
  14. すごく美味しかった蜂蜜を2個購入!
  15. おじさんの子どもたち
  16. 結婚式のパーティーや色んなレセプションが開かれるフロア
  17. 実際のパーティーの様子

おじさんの子供の頃の話を聞く

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記54] え?養蜂もやってて蜂蜜も作ってるの?

ヤビー工場の他にまだ見せてくれるとのことなので、おじさんの話を聞きながらついていく。

おじさん:「私は5歳の頃からこのトラクターを運転してたんだよ♪」
ミヅキ:「え?5歳?ほんとに?」
おじさん:「そうそう♪」

おじさんは自分の子供の頃を思い出しながら楽しそうに話してくれる。私も聞き取りだけはなんとなくわかるので、「えー?ほんとに?信じられない!」といった簡単な英語で会話をする。


実際に馬が引いていた馬車

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記54] え?養蜂もやってて蜂蜜も作ってるの?

これは、馬が引いていた馬車だよ。ここをこうやって、このなかに馬が入って、、、と、実演しながら教えてくれる。へぇ、、、これが実際にここでで使われていた馬車なのかぁ。昔のオーストラリアで使われていた農機具を目にする機会なんてそうそう無い。おじさんとおばさんは「フリーツアー」と言ってたけれど、お金をもらってもいいんじゃない?と思うような充実度だ。


ミヅキ・ヤビーの餌になる

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顔出し看板があったので、早速入ってみたw これ、ヤビーの餌になってるってこと?ヤビーに食べられるー!うげー。


ちょっとした博物館のようになっている建物

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そして、おじさんはもう一つの建物に私達を案内してくれる。

おじさん:「ここは、この農場で昔から使われているものを置いてあるんだよ。」

おじさんは、この建物の歴史とか、はるか昔からこの地域に住んで暮らしていた自分の先祖の話とかをいろいろしてくれる。昔から代々伝わっているものを家族で大切に守り続けているそうだ。


建物の中はアンティークの数々

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記54] え?養蜂もやってて蜂蜜も作ってるの?

建物の中に入ると、天井や筋交い、柱に至るまで、帽子とか馬具とか農機具とか、、、かなりの年代物と思われるアンティークな品々が所狭しと飾られている。どれもかなりの年代物で一つ一つに歴史の重みが感じられる。

おじさん:「このフロアでは、色んなセレモニーをやったり、ファーム結婚式をやったりもするんだよ。」

クルーズ船の中で結婚式をしたり、ディズニーランドで結婚式をしたりするように、この農場でファーム結婚式をすることが出来るらしい。そうしてこのフロアでパーティーをするんだとか。農場での結婚式かぁ。ロマンチックだなぁ。


アンティークなバーカウンターもある

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記54] え?養蜂もやってて蜂蜜も作ってるの?

フロアの奥の方には、大きな一枚板を使って作った年代物のバーカウンターがある。ここにはワイングラスなども置かれていて、実際にここでパーティーをするときに現役で使われているらしい。

バーコーナーの壁や棚には昔のクッキー缶やお酒の瓶など、ものすごい価値がありそうなアンティークの品々がずらずらっと並べられている。


バーカウンターの横には鉄製のストーブ

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バーカウンターの横にはこれまたおしゃれなアンティークの鉄製のストーブ。そのストーブの周りにはロッキングチェアが数個置かれている。このストーブで暖まりながら、ロッキングチェアに揺られながらお酒を飲むんだろうな、、、。何だかものすごく贅沢だ。


本物の羊毛

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おじさん:「これは、刈ってすぐの羊毛だよ。ここで、羊毛を刈るデモンストレーションとかもやるんだ。刈ってすぐの羊毛はこんな色をしてるんだよ。」
モリオ:「へぇー、羊毛はもっと白っぽいと思ってました。」
おじさん:「あはは、羊は放牧してて汚れてるからはじめはこんな色なんだよ。」

意外と茶色い羊の毛

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記54] え?養蜂もやってて蜂蜜も作ってるの?
おじさん:「ほら、手にとって触ってみると良いよ。」

おじさんが手渡してくれた羊毛は、いろんな汚れがついて茶色くなっていて、ずっしりと思い。これをきれいに洗って汚れやゴミを取って、きれいな羊毛になっていくのだろう。きれいに洗った羊の毛だけをたっぷり集めたところに寝転がってみたいなぁ(笑)。


Cambinata Yabbiesで作っている製品の数々

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記54] え?養蜂もやってて蜂蜜も作ってるの?

そうして、たくさんの貴重なアンティークを見せていただいた先にはおじさんの会社【Cambinata Yabbies】で作っている製品がズラッとならんだテーブルが置いてある。そうか、ここでおじさんの会社の宣伝をするんだな(笑)。せっかくだし、記念に何か買って帰ろう。私達が食べられそうなものってあるかなぁ?

おじさん:「これが、私の会社で作っている食品たちだよ。味見をしていくかい?ヤビーはどうだい?」
モリオ:「あ、私達、魚介は苦手なので、、、、他に何かありますか?」
おじさん:「魚介がダメなのか!それは残念だ。他にはスパイスとかもあるよ。」

スパイスを味見

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ミヅキ:「スパイスはOKです!スパイス食べてみます!」

おじさんが開けてくれた試食の瓶のスパイスを手にとって食べてみる。色んなハーブが効いていてすごく美味しい♪

ミヅキ:「うんうん、これ、美味しいわ♪」

蜂蜜もあるんだよ?

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記54] え?養蜂もやってて蜂蜜も作ってるの?
おじさん:「養蜂もやってるから、蜂蜜もあるんだよ。」
ミヅキ:「え?蜂蜜?ハニー?」
おじさん:「そうそう。ハニー。」
ミヅキ:「うわ!私、蜂蜜がいいわ。蜂蜜の味見もしてみる!」
おじさん:「よしよし、それじゃぁこの蜂蜜を味見をしてごらん♪」

そう言って、おじさんは2種類の蜂蜜の瓶を出してくれた。一つは透き通った濃い茶色の蜂蜜。そしてもう一つはカスタードクリームみたいなクリーム色をした不透明の蜂蜜。

モリオ:「この、クリーム色をしたのも蜂蜜ですか?」
おじさん:「そうだよ。これも同じ蜂蜜。これはね、クリスタル(蜂蜜の結晶)をこの透明の蜂蜜の中に入れるとこんな風に乳白色の蜂蜜になるんだよ。」

私達の英語力があまりないので、もしかしたら間違えてるかもしれないけれど、おじさんはそんなことを説明してくれたと思う。

私とモリオは茶色い透明の蜂蜜も、濁った乳白色の蜂蜜も両方とも味見。

ミヅキ:「どう?どっちが美味しい?」
モリオ:「う〜ん、オレは透明のほうかなぁ?ミヅキは?」
ミヅキ:「私は濁ってるクリーム色のほうかなぁ?」
おじさん:「見た目が違うので味が違うような気もするけれど、実は中身は同じなので、同じ味だよ。」

おじさんは私達の日本語でのやり取りを面白そうに見ている。


おじさんの顔写真が付いた蜂蜜の瓶

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記54] え?養蜂もやってて蜂蜜も作ってるの?
モリオ:「あ!この蜂蜜の瓶のラベル、あなたの写真ですか?」
おじさん:「そうだよw これは私だよ♪」

おじさんの顔写真付きの蜂蜜を持って記念写真♪うん、いいね!


すごく美味しかった蜂蜜を2個購入!

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記54] え?養蜂もやってて蜂蜜も作ってるの?
モリオ:「蜂蜜はいくらですか?」
おじさん:「1瓶10ドルだよ。中身は同じだからどっちか1個でいいんじゃない?」
ミヅキ:「どっちも気に入ったし、1個10ドルだったら両方買って帰ろう!」
モリオ:「そうやな、これ美味しかったもんな。これ、両方ください!」
おじさん:「はいはい、ありがとう。」
モリオ:「お金はどこで払えばいいですか?」
おじさん:「えーっとね、メアリーに連絡するからちょっとまってね。」

そう言いながら、おじさんは奥さんに連絡をしてくれているけど、、、電話が繋がらないみたい。

おじさん:「あとで、家の方に行って払ってくれたらいいよ。」

家?どこの家で払うんだろう?まぁ、あとで教えてくれるのかな?よくわからないけど、あとで詳しく聞くことにしよう。


おじさんの子どもたち

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記54] え?養蜂もやってて蜂蜜も作ってるの?

そうしておじさんは自分の子供が5人居ることや、その5人の子どもたちにはさらにたくさん子供が居て…という話とか、子供の職業の話とか、、、何だか親戚のおじさんと話をしているようなそんな気分になってきたw

このタペストリーは、おじさんの息子さんの結婚式の時の様子なんだとか。このオーストラリアの農場で暮らす人達は、自分たちのルーツを大切にし、そして自分たちの暮らしを大切に守り続けている、、、そんな話だった。今の日本の人達よりも家族の絆とかをすごく大切にしている感じがした。


結婚式のパーティーや色んなレセプションが開かれるフロア

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記54] え?養蜂もやってて蜂蜜も作ってるの?

これが、そのパーティー会場となる大きなフロア。丸い円卓の周りに5脚ほどの椅子が置かれ、そのテーブルセットが10セット程並べられている。天井からは本物のキャンドルを使うシャンデリアが何個もぶら下がっている。昼間の明るい時間帯に見ると、アンティークが多くて古びた感じが埃っぽく見えるんだけど(実際かなりホコリとか蜘蛛の巣とかも多い)、夜になってシャンデリアにキャンドルを灯すとものすごくロマンチックな雰囲気になりそう。

実際にこのフロアでパーティーをした時の写真も見せてもらったんだけど、映画のワンシーンのように本当に素敵な雰囲気だった。


実際のパーティーの様子

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記54] え?養蜂もやってて蜂蜜も作ってるの?

これは、おじさんの会社「Cambinata Yabbies」のHPにあったギャラリーの中から借りた写真。

夜になると、こんな感じでとってもロマンチックなパーティー会場になるのだ。先祖から伝わるいろんなアンティークを飾って、ロウソクの灯りの下でワインを飲みながら食事をして、、、小手先では敵わない重厚感があるよね。おしゃれだなぁ。