旅行記 - 9月16日

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記45] ウェーブロックからKukerinまでレンタカーをぶっ飛ばす!

目次

  1. ウェーブロックからKukerin(クカーリン)までは150kmほど
  2. 標識とグーグルマップを頼りに走る
  3. とんでもなく広大な平原に走る鉄道
  4. 延々と続く1本道
  5. カンガルーが潜んでいる茂み
  6. 夕方になってきてかなり眩しくなってきた

ウェーブロックからKukerin(クカーリン)までは150kmほど

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記45] ウェーブロックからKukerinまでレンタカーをぶっ飛ばす!

世界的に有名な観光地「ウェーブロック」をあとにして、ここから私達は今夜の宿があるKukerin(クカーリン)に向かう。ここから宿までの距離はグーグルマップさんでザクッと計算して約145KM。時速110kmで走って時間にして約1時間40分〜2時間弱とのこと。日没は18時頃。

現在夕方の4時過ぎだから、、、このまま普通に走ったとして宿に到着するのは夕方6時過ぎ。日没の時間には間に合わなくても、まだ周りがぼんやり見える頃には間に合うか???

ミヅキ:「う〜〜ん、なかなかギリギリのラインだね。日暮れまでに到着できるかなぁ?」
モリオ:「そんなん、何としても到着するしかないやろw オレ、カンガルー轢きたくないわ」
ミヅキ:「私だって嫌やわw」
モリオ:「よし!とりあえず、ぶっ飛ばすで!」
ミヅキ:「ラジャー!」

ドライブのお供は、モリオのiphoneの中に山ほど入っているアルバムのなかの1曲。テンポのいい音楽を聞きながらここからの約150キロをぶっ飛ばすのだ(笑)。モリオ!頑張れー!


標識とグーグルマップを頼りに走る

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記45] ウェーブロックからKukerinまでレンタカーをぶっ飛ばす!

この西オーストラリアの田舎道を走っていると、到るところにこんな感じの標識が立っている。この標識とグーグルマップを頼りに、右折するか左折するかとか判断するのだ。とりあえず、私達は時間がないから最短ルートを選択。まずは「Kargarin(カルガリン)」というところを目指す。

この辺りでやっと気がついたんだけど、このOUT BACK(アウトバック)を巡る旅では、大自然の中に点在する限界集落(OUT BACK)でガソリン補給をしつつ、トイレも済ませるというのがベストなのだ。

大きい声では言えないけれど、実はさっきのウエーブロックにたどり着く前に菜の花畑が延々と続く道路でどうしてもトイレに行きたくなって、、、「膀胱炎になるよりマシだ!」と、木陰に隠れてワイルドピーをしたのは内緒だw

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記41] 想像を絶する菜の花畑に囲まれて。おっちゃんありがとう! 旅行記 [野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記41] 想像を絶する菜の花畑に囲まれて。おっちゃんありがとう! 私達が道路脇にあるパーキング(空き地のような場所)に停めて写真を撮りまくっていたら、菜の花畑の農夫のおっちゃんが車で私たちに近づき「付いて来い」と声をかける。そして案内された場所は、なんと広大な菜の花畑のど真ん中。信じられないような光景が目の前に広がっている。

とんでもなく広大な平原に走る鉄道

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記45] ウェーブロックからKukerinまでレンタカーをぶっ飛ばす!

車でズンズン走っていると、途中で単線の線路と交わる。どこまでも広がるサバンナのような平原の中に走る1本の線路。一体、どんな列車が走るんだろう?乗り物好きな私は興味津々。どんな列車なのか?ものすごく見てみたい。

ミヅキ:「この線路、スゴイね。絶景やね。どんな列車が走るんかなぁ?」
モリオ:「ホンマやな。興味が湧くけど、ちょっと今日は無理やなw」
ミヅキ:「そうよね、ここで電車が来るのを待ってたらきっと夜になってしまうよね。」
モリオ:「つうか、もう、今日は走ってこんかもしれんぞw」
ミヅキ:「そっか!この辺は限界集落やもんね。それにこれ、貨物列車かもしれんよね。」

そんなことを話しながら…そしてここを走る列車を思い浮かべながら、車の窓から撮影。どこまでも続く線路。何気に私(ミヅキ)が好きな1枚だ。


延々と続く1本道

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記45] ウェーブロックからKukerinまでレンタカーをぶっ飛ばす!

こういう旅行って、やってる本人はめちゃくちゃ楽しいんだけど、旅行記を読んでる人はかなり退屈になるかもしれないなぁと思いつつも、、、道はこんな感じで延々と直線の1本道が続く。すれ違う車も居なければ、前を走っている車も居ないし、後ろから走ってくる車も居ない。誰も居ない地球のど真ん中に自分たちだけが居るような錯覚を起こす。

私は人混みとかは苦手だけど、こういうシチュエーションは大好き!舗装された道を走っているんだけど、ものすごい大冒険をしているような気分になってゾクゾクしてくる(笑)。


カンガルーが潜んでいる茂み

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記45] ウェーブロックからKukerinまでレンタカーをぶっ飛ばす!

西オーストラリアの道を走り始めたときは、「一体、どこからカンガルーが飛び出してくるんだろう?」と、どんな道を走っていてもハラハラドキドキしていたんだけど、延々と走っているうちに大体どんなところが危ないのかわかるようになってきた。

例えば、こんな感じのちょっと木が茂っているようなヤブになっているような場所に潜んでいたりするのだ。低めのブッシュになっているようなところも危ない。たまに道端にカンガルーが転がっていたりする(涙)。きっと、この辺りも夜になったら危ないんだろうな、、、。日暮れまでにはなんとか今日のホテルにたどり着かなくちゃ。日差しが段々夕方っぽくなってきたからちょっと焦る。


夕方になってきてかなり眩しくなってきた

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記45] ウェーブロックからKukerinまでレンタカーをぶっ飛ばす!
モリオ:「うぉ!これはあかん!眩しいわ!」
ミヅキ:「眼鏡、サングラスに変える?」

こんな事もあろうかと、前に作ったモリオの度付きサングラスを持ってきているのだ。

モリオ:「そうやな、サングラスにしたほうがええな。ちょっと、取って。」
ミヅキ:「オッケー!」

私はモリオに度付きサングラスを渡す。

モリオ:「サンキュー。これで見えるようになったわ。」
ミヅキ:「良かったぁ♪前が見えんかったら危ないもんね(汗)。」

このあと、サングラスが何の役にも立たなくなってしまうことをこの時の私達はまだ知らない、、、。