旅行記 - 9月20日

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記102] ラッキーベイ・ビーチのアメージングな美しさを心に刻んで

目次

  1. 再びビーチの美しさをかみしめる
  2. どこまでも続く遠浅のビーチ
  3. ラッキーベイビーチの砂はまるで粉のよう
  4. 海の中に入ってみよう!
  5. 全然楽勝じゃない!
  6. だんだん慣れてくるらしい
  7. ズボンがビチョビチョに(笑)
  8. ラッキーベイ・ビーチの海水はものすごい透明度
  9. ここまで来たら、入るよね?
  10. 今まで行ったどの海よりもビューティフル!
  11. 夢のようなカンガルーとの時間
  12. カンガルーのお母さん!?
  13. カンガルー兄弟が反応した!
  14. バイバイ!カンガルーの可愛い兄弟たち。
  15. 世界一のラッキーベイ・ビーチはいつもここに

再びビーチの美しさをかみしめる

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記102] ラッキーベイ・ビーチのアメージングな美しさを心に刻んで

カンガルーの兄弟が眠そうだったので、私達は再び波打ち際へ。水際から少し岸側に入ると風で飛んだ枯れ草が散らばっていたりもするんだけど、水際に向かうと、、、


どこまでも続く遠浅のビーチ

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まるで小麦粉のような真っ白な粉状の砂の上に薄ーく水が張り、その上をまるで撫でるように優しく優しく波がかぶさっていく。砂は波の動きに合わせてウネウネと筋を作りその筋は美しい波紋となっていく。

ミヅキ:「あーーっ!本当に最高だね!やっほー!」

やっぱりヤッホーと言わずには居られない(笑)。


ラッキーベイビーチの砂はまるで粉のよう

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これがラッキーベイ・ビーチの砂の粒。めちゃくちゃ細かくて、靴下の中にも入ってくるほど小さな粒子状になっている。これだけ小さな粒なので、歩くとキュッキュッと音がする鳴き砂のビーチになっている。


海の中に入ってみよう!

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モリオ:「ちょっと海に入ってみるわ!」
ミヅキ:「えええー!きっとめっちゃ寒いよ?」
モリオ:「さっき、子どもたちが海に入って泳いでたから意外と大丈夫やと思うわ。」

そう言いながら靴を脱いでスタスタと海に入っていくモリオ。

モリオ:「お!このくらいやったら大丈夫やわ!」
ミヅキ:「そう?意外と行けそう?」
モリオ:「うん、きっと楽勝やで(笑)。」

全然楽勝じゃない!

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モリオ:「うんぉおおおおーーーー!つんめたーーーーーー!!!!!やばい!めっちゃ寒いぞ!」
ミヅキ:「わはは!!!楽勝だったん違うの?」
モリオ:「全然あかんわ!さっきの子供ら、どんな体してんねんwこの冷たさやばいぞ!」

春先の海の水の冷たさに震え上がるモリオ(笑)。


だんだん慣れてくるらしい

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海水が冷たくて飛び上がりそうになっていたのに、写真を撮ってるのか?あっちを向いたまま全然水から上がってこない。

ミヅキ:「モリオー!大丈夫ー?」
モリオ:「おおーーう!なんかなぁー、最初は死ぬほど冷たかったんやけどなぁー、しばらくすると慣れてきて、大丈夫になってくんねん。このビーチ、海の中から見たらもっと凄いぞ!ミヅキも見てみー!」
ミヅキ:「えっ!?ホント?海の中から見たらもっと凄いの?」
モリオ:「うん。チョット待ってやー!今、交代するわー。」

そう言いながら戻ってこようとしたモリオに後ろから波が、、、

モリオ:「うわぁぁぁーーっ!」

ズボンがビチョビチョに(笑)

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ちょっと大きめの波がザブンとかかり、モリオのズボンはビチョビチョに。

モリオ:「あぁぁぁぁーーー;;冷たっ!」
ミヅキ:「あははっ!やられたねー(笑)。」

ラッキーベイ・ビーチの海水はものすごい透明度

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モリオが「うぉぉぉーーーー!」と言いながら撮った(笑)ラッキーベイビーチの水の中。海底の砂の様子がはっきりと見えるほどの透明度。これは凄い!


ここまで来たら、入るよね?

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日本から遥々やって来て、ここで海に入らないなんていう選択肢は無い。もちろん私も入るよ♪せっかくここまでやって来たのに、入らないまま帰国したら絶対に後悔するよね。

靴と靴下を脱いでモリオに預け、ズボンの裾をまくり上げて海にかけていく私。

ミヅキ:「うわぁぁーー!冷たい!!!でも、めっちゃ綺麗で気持ちいいね♪」
モリオ:「そうやろ?日本の海とはぜんぜん違うよな。」
ミヅキ:「うんうん!日本の海とも、ハワイの海とも、モルディブの海ともぜんぜん違う!現実の世界じゃないと思うくらい綺麗よね。」

今まで行ったどの海よりもビューティフル!

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モリオ:「最初、ミヅキが【野生のカンガルーが来るラッキーベイ・ビーチに行きたい】って言った時は、カンガルーが来るただの普通の海やと思ってたけど、まさかこんなに綺麗なビーチやったとはな。」
ミヅキ:「私も、色々調べた時に西オーストラリアの海はめっちゃ綺麗って書いてあったから、結構きれいなんだろうなぁとは思ってたけど、こんなにビューティフルだとは思わなかったな。」
モリオ:「何でそこだけ英語やねん!(笑)オーストラリアってめっちゃデカイ大陸やけど、奥が深いなぁ。」
ミヅキ:「ホント、凄いよね。こんなとんでもない大自然が国内の色んな場所にあるんやもんね。オーストラリアの人は国内旅行が凄く多いっていうのは頷けるよね。」

しばらく波打ち際をブラブラ散歩して、、、足を乾かして靴下と靴を履いていると、、、奥で日向ぼっこをしていたカンガルーがまたビーチの方までピョンピョン跳ねながら出てきた。


夢のようなカンガルーとの時間

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ミヅキ:「もう、あのままお別れかなぁと思ってたのに!」
モリオ:「ミヅキにお別れ言いに来てくれたんちゃうか?」
ミヅキ:「え?そうなん?」
モリオ:「ほら、ミヅキが歩く方についていってるやろ?」
ミヅキ:「ほんとだ!お別れは寂しいけど、、、でも嬉しいなぁ。」

カンガルーの子供との夢の時間を噛みしめる。関空が水没して、危うく旅行自体が中止になりかけて、、、それでもなんとか飛行機に乗れて、、、ここに来るまでもいろいろあって凄い大冒険だったけど、ここまで来れて本当に良かった。簡単に来れない場所だからこそ、この感動があるのかもしれない。


カンガルーのお母さん!?

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モリオ:「あ!ミヅキ!あの茂みの中!デカいカンガルーが!ほら!」
ミヅキ:「え?あ!ほんとだ!大きいカンガルーだ!」

モリオが指差したほうを見ると、ブッシュの中から大きなカンガルーが頭を出してこっちをじっと眺めている。このカンガルーって、もしかしてあの子達のお母さん?


カンガルー兄弟が反応した!

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カンガルー兄弟たちは茂みに居るカンガルーに気付くと、パッと頭を上げて、ピョンピョンと茂みの方へ跳ねていきはじめた。

ミヅキ:「家に帰りなさいってお母さんに呼ばれたとか?」
モリオ:「まさに、そんな感じに見えるよな。」

バイバイ!カンガルーの可愛い兄弟たち。

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お母さんに呼ばれてピョンピョン跳ねて住処に帰ろうとしたカンガルーの兄弟たちは、最後ブッシュの中に入る前に立ち止まり、私達の方を振り返ってじっとこっちを見て…「バイバイ!」と言ってくれた気がした。

モリオ:「うわ、あいつら、今、挨拶したな。」
ミヅキ:「うん。お別れの挨拶していったね。バイバイって。」
モリオ:「ミヅキ、また泣いてるんか!w」
ミヅキ:「泣いてないよ!モリオこそウルウルしてるやん(笑)。」
モリオ:「してへんわ!」

日本から遥々ラッキーベイ・ビーチまでやって来ても野生のカンガルーに会えるかどうかの確証は無く、、、でもきっと会えるんじゃないかと…その思いだけでやって来たんだけど、昨日も今日も会いに来てくれて本当にありがとう。西オーストラリアの大自然の中を1200キロかけて走ってきた光景すべてが美しく、こんなに思い出深い旅は初めてなんじゃないかと思う。これから先もこんなに心が揺さぶられるような感動の連続の旅があるのかどうかはわからないけど、文明が発達した近代的な街に行く旅では決して味わうことができない【大自然の旅の醍醐味】を今、噛みしめている。

ミヅキ:「バイバイ!カンガルーの兄弟たち。会いに来てくれてありがとね。たくさん食べて大きくなるんだよ。」

世界一のラッキーベイ・ビーチはいつもここに

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モリオ:「あいつらも帰ったことやし、俺らも行くかな。」
ミヅキ:「そうやね、せっかく作ってきたお弁当、どこで食べよう?」
モリオ:「あのな、この近くに【ヘルファイヤー・ベイ】ってとこがあるんや。そこに行ってみん?」
ミヅキ:「【ヘルファイヤー】ってすごい名前だね。地獄の火?何か怖そう。」
モリオ:「面白そうやろ?行ってみよ。」
ミヅキ:「おっけー!。それじゃぁ、ラッキーベイ、またね!」

ラッキーベイ・ビーチの方を振り返ると、、、そこにはビーチを散策する人やピクニックテーブルでランチをしている人、、、と、いつもの光景が広がっている。

モリオ:「名残惜しいけどな、でもまぁ、来たくなったらまた来ればいいんや。」
ミヅキ:「そうよね。ラッキーベイはいつもずっとここにあるんだもんね。」

いつかまたこの世界一美しいビーチを見に来れますように。ラッキーベイ・ビーチのアメージングな美しさを心に刻んで、、、。