旅行記 - 9月18日

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記70] レーベンズソープに到着!OUTBACK(アウトバック)の旅を知る

目次

  1. 見慣れた菜の花畑を横目に見ながら
  2. レーベンズソープに到着!
  3. ワイルドフラワーショーをやってる場所ってどこ?
  4. レーベンズソープのインフォメーションセンター
  5. 私達が目指しているエスペランスを紹介しているコーナーが!
  6. OUTBACKという旅
  7. 地元で取れたライムをどうぞ♪
  8. 緑色のライムと黄色いライムの違い
  9. Ravensthorpe レーベンズソープの歴史
  10. 町のインフォメーションセンターは一見の価値有り。

見慣れた菜の花畑を横目に見ながら

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記70] レーベンズソープに到着!OUTBACK(アウトバック)の旅を知る

HOPETOUNを出発した私達は、もうすっかりお馴染みになった菜の花畑の綺麗な黄色い絨毯を横目に見ながら、快調に車を飛ばす。

セルフドライブで走っていると、、、たまに道路脇に、跳ねられて死んでしまったカンガルーが転がっていたりする。はじめて見たときは【ドキッ!】としてすごくショッキングだったけど、目にする回数を重ねるごとに「あぁ、これは数日経ってるな・・」とか「これは昨夜跳ねられたばかりかも・・」なんて、目が慣れてくることに驚く。日本の道路を走っていてもたまに動物が跳ねられているのを見ることがあるけれど、感覚的にはそれに近い感じ。ただ、カンガルーはかなり大きいので、猫とかネズミよりも目にしてしまったときのインパクトが大きい(汗)。

遥々日本から飛んできた私にとって、カンガルーは特別な動物だけど、ここ西オーストラリアの田舎町では道路脇に転がっているカンガルーは日常の光景なのだ。


レーベンズソープに到着!

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記70] レーベンズソープに到着!OUTBACK(アウトバック)の旅を知る

1時間ほど走ると、レーベンズソープの町に到着。ここはホープタウンよりも大きそう。町に近づくにつれて【ワイルドフラワーショー】のイベントの幟があちこちに立っている。

ミヅキ:「ワイルドフラワーショーの宣伝がすごいね!」
モリオ:「やっぱ、ものすごいイベントなんちゃうか?」
ミヅキ:「うん。すごい力の入れようだよね。なんかワクワクしてきたw」

昨日までは「別に行かなくてもいいだろう」なんて思っていたのに、こんなに気合が入った様子を見せられると「行くことにしてよかった」なんて思ってしまう。宣伝効果って凄いw


ワイルドフラワーショーをやってる場所ってどこ?

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レーベンス・ソープの町に来たんだけど、一体どこでワイルドフラワーショーをやっているのか??あたりを見渡してみても、宣伝の幟は立ってるんだけど、肝心の案内がないなぁ。

ミヅキ:「ワイルドフラワーショーって、どこでやってるんだろうね?」
モリオ:「どうも、コミュニティーセンターの近くのタウンホールっていうところみたいやけど、、、それがどこにあるのかがわからんな(汗)」
ミヅキ:「う〜ん、、、グーグルマップさんで見ても、いまいちわからんねw」
モリオ:「とりあえず、いつもみたいにインフォメーションセンターに行って、場所を聞くのが一番早そうやなw」

確かに。インフォメーションセンター(案内所)の場所は【i】というマークで表示されているのですぐにわかる。よし、案内所に行って聞いてみよう。


レーベンズソープのインフォメーションセンター

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ここ、レーベンズソープのインフォメーションセンターは他の街の案内所よりも大きめで、かなり色んなものが展示されてる感じ。

入ってすぐの場所にはこの西ヨーロッパをセルフドライブ旅行する時に便利な地図やパンフレットが置いてある。モリオはその地図を手に取り確認中。


私達が目指しているエスペランスを紹介しているコーナーが!

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私達が目指している【世界一美しいと言われるビーチ】の写真が目に飛び込んできた。

ミヅキ:「あ!これ、ラッキーベイ・ビーチだ!」
モリオ:「ここからなら、オレたちが目指してるエスペランスも近いからなぁ。ちょっと足を伸ばしたら行ける距離やから、宣伝してるんやろうな。」
ミヅキ:「この缶ね、ビールの缶なんよ。オーストラリアに来る前にネットで調べたんだけど、これってエスペランスにあるクラフトビールの工場のビールなんよね。このクラフトビール、飲んでみたかったんよね〜。エスペランスに行ったらこのビール売ってるかなぁ?飲みたいなぁ。」
モリオ:「よし!時間があったらビール工場にも行ってみよ!」
ミヅキ:「やったぁ♪」

私達の一番の目的は【エスペランスの世界一美しいビーチに出てくるカンガルーに会いに行く】ということ。相手が野生のカンガルーだから、いつ会えるかはわからない。すぐには会えないかもしれないので余裕を持って3泊するようにしてるけど、、、果たして時間が余るのかどうか。実際にその時になってみないとわからないけど、、、よし!時間があればこのビール工場にも行ってみよう。


OUTBACKという旅

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そしてこの棚で1枚の目を引くパンフレットを見つけた。そのパンフレットには【Australia's Golden OUTBACK self drive holidays】と書いてあった。パンフレットの中にはこの西オーストラリアの大自然の中に点在する街を結びつつ、数日かけてセルフドライブで巡る旅の案内をしていた。

ミヅキ:「モリオ!見て!これ、セルフドライブって…今、私達がやってることよね?」
モリオ:「どれ?、、、うぉ!ほんまや!これ、オレたちがやってる旅、そのものやん!」
ミヅキ:「ゴールデン・アウトバックって言うんやね。」
モリオ:「オーストラリアの人たちもこういう旅が主流なんやな。」
ミヅキ:「だから、たくさんキャンピングカーとかが走ってたんやね。」
モリオ:「2泊3日とか3泊4日とかで色々周れるって書いてるな。」
ミヅキ:「すごいなぁ、、オーストラリアって。これだけ広くて大自然がたくさんあったら、国内旅行をするだけでも十分楽しめるよね。」
モリオ:「そうやな、日本とはスケールがぜんぜん違うな。」
ミヅキ:「このOUTBACK(過疎地域)を巡るセルフドライブの旅って、すごくいいよね。大好きだなぁ。この地図見たら、、、私達が今走ってるのって、ほんの一部分だけなんだね。」
モリオ:「そうやねん。こんなに走ってるのに、ほんの一部やからなぁ。」
ミヅキ:「こういうセルフドライブの旅、大好きだし、また来たいなぁ。次は、北に向かって走ってみたい。」
モリオ:「あぁ、この写真のところ?ええなぁ。ほんじゃ、次は北に向かって走ろう!」
ミヅキ:「うんうん!」

こういう冒険旅行って、ものすごくロマンがあってワクワクする。次に西オーストラリアに来れるのはいつになるのかわからないけれど、次来るときは、北に向かってセルフドライブで走ってみよう!あぁ、楽しみだ♪


地元で取れたライムをどうぞ♪

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私達がパンフレットを見て盛り上がっていると、インフォメーションセンターのおばあちゃんが声をかけてきた。

おばあちゃん:「こんにちは、あなたたち、ライムはいかが?」
モリオとミヅキ:「こんにちは!」
モリオ:「ライムですか?」
おばあちゃん:「そうよ。この町でとれたライムよ。」
モリオ:「おぉ!ライム、大好きです!ありがとうございます♪」

おばあちゃんは、「どれがいいかしらね、、、」と言いながら、良さそうなライムを選んでくれる。ライムが入ったカゴには【FREE】と書かれている。こうやってインフォメーションセンターに来た人に配ってくれているんだろう。ありがとうございます!


緑色のライムと黄色いライムの違い

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これが、おばあちゃんが選んでくれた【Ravensthorpe レーベンズソープ産のライム】。

ミヅキ:「ライムって緑色をしているんだと思ってたけど、黄色いライムもあるんだね。」
モリオ:「いや、これな、種類が違うわけじゃないんやで?」
ミヅキ:「え?どういうこと?」
モリオ:「緑のライムはな、早めに収穫するんや。で、黄色いライムは完熟したやつなんや。」
ミヅキ:「え、じゃぁ緑のライムを早めに収穫せずに、そのまま置いてたら黄色になるってこと?」
モリオ:「そうそう。みかんも熟する前は緑やろ?」
ミヅキ:「確かに!なるほどぉ。ライムが黄色になるって、、、まるでレモンみたいだね。」
モリオ:「レモンとライムはもちろん種類が違うけどなw」

このライム、夜、ビール飲む時に絞って飲んでみよう。楽しみだ♪

私達はライム談義で盛り上がっているけれど、このレーベンスソープのインフォメーションセンターには、ティータオルやカレンダー、タペストリー、エコバッグ、ポストカード、押し花など、ワイルドフラワーに関するお土産物が多数販売されている。さすがワイルドフラワーショーを開催している町だ。


Ravensthorpe レーベンズソープの歴史

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他の町のインフォメーションセンターにもあったように、この【Ravensthorpe レーベンズソープ】にも町の歴史を学べるような展示物がたくさん飾ってある。

それと同時に、この町のおばあちゃんたちが手作りで編んだと思われるベビー用のニット製品なんかも販売されている。手作り展とかフリーマーケットみたいな感じ。


町のインフォメーションセンターは一見の価値有り。

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記70] レーベンズソープに到着!OUTBACK(アウトバック)の旅を知る

【Ravensthorpe レーベンズソープ】のインフォメーションセンターに居たおばあちゃんに【Wildflower Show ワイルドフラワーショー】の場所を聞いて、ようやく何処にあるのかがわかった。自分たちが思っていた以上に町の奥の方にあるみたい。もっと大通りに面しているのかと勝手に思ってたからなかなか見つからなかったのか。

モリオ:「あと、この町で安くて美味しいランチを食べられるお店はありますか?」
おばあちゃん:「コミュニティセンターに行くといいわ。あそこのランチは安くて美味しいわよ♪」
モリオ:「コミュニティセンターですね。わかりました!行ってみます♪ありがとうございました!」
おばあちゃん:「どういたしまして。楽しんでね。」
ミヅキ:「はい!ありがとうございます!それではまた!」

とっても優しくて親切なおばあちゃんだった。【Ravensthorpe レーベンズソープ】のインフォメーションセンターに限らず、どこの町のインフォメーションセンターも町のコアな情報が聞けるし旅が更に充実するので、セルフドライブをする際にはぜひ立ち寄って色々情報収集をするようにしよう。