[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して！西オーストラリア・ロングドライブ旅行記59] ニューデゲートのトイレ周りはワイルドフラワーがいっぱい

どんなに過疎地域でも公共のトイレが設置されている

この超過疎地域（OUTBACK アウトバック）を巡るセルフドライブの旅で一番驚いたことは【どんなに過疎の町でも公共のトイレが設置されている】ということ。それも、汚れてボロボロというのではなく、きちんと清掃がされていて、トイレットペーパーも必ず設置されている。トイレの手洗いのところにはちゃんとソープボトルが置いてあり、手洗い後の手を拭くためのペーパータオルも用意されていて清潔感が保たれている。

どのアウトバックの町に行っても多少の差があれども【トイレットペーパー】と【ソープボトル】は設置されていたので、もしかしたら【OUTBACK（アウトバック）のセルフドライブの旅】というのはオーストラリアの国を挙げてのプロジェクトであり、それぞれの町の中で、このトイレ掃除や公共の場所の手入れなども重要な仕事のひとつなのかもしれない。

こうやって、セルフドライブ途中に訪れるトイレが清潔で安心して使える場所であるということがわかっていれば、どんなに小さな町や村だったとしても旅行者は安心して訪れることが出来る。実際に私達自身、何の前情報も知らなかったにもかかわらず、たまたま通り道だったこの【NEWDEGATE（ニューデゲート）】という町に寄り道し、小さな商店で昼食をとったりしたのだから、全体の旅行者の数で考えると…こういう過疎の町にとっては相当な経済効果だろう。

それだけでなく、旅行者にとっても【どこを走っていてもトイレがある】という安心感は計り知れない。

トイレの周りにはワイルドフラワーが咲き乱れる

モリオがトイレに行ったので、私はトイレの周りをちょっと散歩。この西オーストラリアは「ワイルドフラワー」が観光資源の一つというだけあってどこを歩いていてもあちこちに様々な種が植えられている。

公共トイレの周りにもこんな感じで、たくさん生い茂っているたのでバシバシと写真をとる。手前の花は「ショウイー・ハニーマートル」っていう種類なのかなぁ？？

ラベンダーも茂みになっている

日本でもよく見るラベンダーもこんな感じで野性味溢れた状態で群生している。日本では群生しているとかなり目立って有難がたがられる感じだけど、ここ西オーストラリアでは普通に当たり前の光景で、雑草レベルで生えているw

Geraldton Wax（ジェラルトン ワックス）

このワイルドフラワーは図鑑で調べたんだけど、【Geraldton Wax（ジェラルトン ワックス）】という種類らしい。一つ一つの小さな花がたくさん集まって咲いている。ピンク色の小さな花弁がとっても愛らしい「ワイルドフラワー」の中でも鮮やかで可憐な種類の花だ。

NEWDEGATE（ニューデゲート）を出発してHOPETOUN（ホープタウン）に向かおう！

トイレにも行ったし、ここからは今夜の宿があるHOPETOUN（ホープタウン）に向かわねば。

ちなみに、自分たちがロングセルフドライブをして感じた【観光しながらドライブする時の負担のない1日の走行距離】は、出発地点から最終目的地点までをグーグルマップみたいなルート案内マップに入れて、3時間30分から4時間くらいまでの距離。この3時間半ほどの距離の中にトイレ休憩や写真撮影休憩、食事休憩を入れつつのんびり走るのが、一番いいペースではないかと思う。

トイレ休憩はそんなにゆっくりする気がなくても20分くらいはすぐに経つし、写真撮影も空気を吸って、ストレッチして、、、なんてやってたらすぐに15分や20分は経ってしまう。更に昼食タイムとなれば1時間はゆうにかかる。

それらを考えるとお昼前にホテルをチェックアウトして走り始め、トイレ休憩や写真撮影、お昼休憩をはさみながら全行程3時間半ほどの道のりをセルフドライブで走れば、多少寄り道をしたとしてもタイムリミットの夕方頃に目的地に到着できるという計算だ。