旅行記 - 9月21日

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記121] 森の中に佇むナチュラル系B&B「WINDROSE(ウインドローズ) BED&BREAKFAST」

目次

  1. 夕方5時になんとか到着!
  2. どこかの農場に来たみたい
  3. まずはチェックインしに行こう
  4. オーナーさんがお出迎え
  5. WINDROSE(ウインドローズ) BED&BREAKFASTの看板
  6. まずはチェックイン!
  7. 早速部屋へ
  8. アヌーシュカという犬
  9. 私達の部屋は「W」
  10. 少年自然の家のような素朴でナチュラルな部屋
  11. 枕にはウェルカムギフトのチョコレート
  12. 床には不思議な展示ケース
  13. 部屋の中に自然木が!
  14. バスルームはシャワーのみ
  15. シャンプーやコンディショナーもオーガニック
  16. シンプルな水洗トイレ
  17. 便座もカエル!?
  18. 小さなテーブルセット
  19. 耳栓!
  20. 最高に美しいサンセットを見られる海岸があるらしい
  21. アヌーシュカがお見送り
  22. 急いでいくで!

夕方5時になんとか到着!

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記121] 森の中に佇むナチュラル系B&B「WINDROSE(ウインドローズ) BED&BREAKFAST」
ミヅキ:「ちょっと見落としそうになったけど、グーグルマップさんのナビのお陰でなんとか日没までに到着できたね。」
モリオ:「今日の日没は5時半頃やし、ギリギリやな(笑)」
ミヅキ:「でも、この地図見てもわかるけど…周りに何も無さそうよね。」
モリオ:「そうやねん。このB&Bに晩飯食うところあるかなぁ?」
ミヅキ:「朝食が付いてるし、何か軽食みたいなものを食べるような…民宿の食堂みたいな場所があるんじゃない?」
モリオ:「それもそうやな。部屋にキッチンが付いて無いんやからきっと何かあるよな。」
ミヅキ:「うんうん。」

どこかの農場に来たみたい

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表の道から内側に入る道は土の道。目の前にはトラクターみたいな車が停まってるし、芝生っぽい緑の草の色と土の道の色とのコントラストがすごく素敵。森の中だから緑も多いし、ちょっとブラブラ歩くだけで『森林浴してる!』って感じになってめっちゃ癒やされるなぁ。


まずはチェックインしに行こう

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モリオ:「とりあえず、まずはチェックインやな。こっちかなぁ?」

モリオが建物の方へ歩いていく。道の横にはトラクターのタイヤの部品?みたいなものがオブジェっぽく飾られているし、建物の屋根には太陽光発電の装置みたいなものが設置されてるし『ナチュラル&エコロジー』というコンセプトが伝わってくる。


オーナーさんがお出迎え

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記121] 森の中に佇むナチュラル系B&B「WINDROSE(ウインドローズ) BED&BREAKFAST」

私達が建物に向かって歩いていると、中からとても素敵な笑顔の女性が現れた。

女性:「WINDROSE(ウインドローズ)へようこそ!」
モリオ:「こんにちは!予約しているモリオです!」
ミヅキ:「こんにちはー!」
女性:「こんにちは!私はオーナーのアンナです。どうぞこちらへ入って♪」

とても素敵な笑顔の女性は、この「WINDROSE(ウインドローズ)B&B」のオーナーのアンナさん。着飾らず、すごくナチュラルな雰囲気で、まるで実家で母に会ってるような感覚。私は初対面の人と話すのは緊張してしまう方なんだけど、アンナさんからは超自然体でリラックスしているオーラが溢れていて、初対面なのに不思議と妙に落ち着く。(この人がオーナーさんなんだぁ、良い人そうで良かったぁ。。。)とぼんやり見とれていると…うん?モリオの足元に居るのは犬?かなり大きいな。。。

実は私、子供の頃の恐怖体験が原因でリードに繋がれていない大きな犬が苦手。

【恐怖体験その1】

小学1年生の頃、近所の人が猟犬として飼っていたとても大きなダルメシアンが逃げ出して大騒ぎになって、、、私や近所の子どもたちは何とか家の中に逃げ込むことが出来たけど、母がその大きな犬に太腿を噛まれてしまって大変なことになった。

【恐怖体験その2】

小学3年生の頃、学校からの帰りに大きな野良犬が道の真ん中をウロウロしていて一緒に下校していた友達が噛まれてしまった。

【恐怖体験その3】

小学5年生の頃、自分の家で飼っていた犬を散歩に連れて行ったら、突然大きな野良犬が出てきてうちの犬に噛み付いてきて…恐怖とショックのあまり逃げ出そうとしたうちの犬のリードを「絶対に離しちゃダメだ!」と思って握りしめたまま10メートルほど引きずられて足も手も擦り傷で血だらけになってしまって…自分ちの犬が野犬に噛まれたショック+血だらけの手や足が痛くて…泣きながら家に帰ったり(昭和40年代って、野良犬がウロウロしてるのは珍しくなかったけど、もしかしてそういうのは四国だけなのかな?)

大人になって自分で犬を飼うことになったとき、犬について色々調べるうちに「実は大きな犬ほどおとなしくて性格も優しいんだ」ということを知ったけど、でもやっぱりリードに繋がれていない大きな犬を見るとどうしてもあの恐怖体験がフラッシュバックして体が硬直してしまうのだ。モリオの匂いを嗅いでるみたいだけど…この子は看板犬として飼ってるみたいだし、大丈夫…かな?デモ、チョット コワイ(汗)


WINDROSE(ウインドローズ) BED&BREAKFASTの看板

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記121] 森の中に佇むナチュラル系B&B「WINDROSE(ウインドローズ) BED&BREAKFAST」

モザイクタイルアートで作られたウェルカムボード兼看板。中央に黒板が仕込んであって、「Welcome」の文字と一緒にカエルの絵が描かれている。何だかアットホームな感じでホッコリするなぁ。


まずはチェックイン!

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私達はすぐに部屋の中に案内されて、チェックインを済ませる。

アンナさん:「明日の朝は、この部屋で朝食です。」
モリオ:「はい。時間とかありますか?」
アンナさん:「自由で大丈夫よ。逆に明日は何時くらいに食べたい?」
モリオ:「そうですね、、、明日はパースまで戻るので7:30くらいかな?」
アンナさん:「OKよ。美味しい朝食を出すのでしっかり食べていってね。」
ミヅキ:「はい!ありがとう♪」
モリオ:「ところで、このB&Bには夕飯を食べる場所はありますか?」
アンナさん:「いいえ、朝食だけです。夕飯はデンマークの町に行けばお店が色々ありますよ。」
モリオ:「そうでしたか、、、では、ちょっと探してみます。」
アンナさん:「もしもお店がわからなければ案内するからいつでも言ってね。」
ミヅキ:「はい、ありがとう。」

そうか・・・ここには食堂が無いのか、、、B&Bってベッド・アンド・ブレックファストだからそりゃそうよね。でも、これはちょっと困ったぞ、、、。後でモリオと相談しないとな。。


早速部屋へ

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アンナさんはこのB&Bの施設を一通り案内をしてくれたあと、

アンナさん:「それじゃ、お部屋に案内しますね。」
モリオ:「はい、ありがとう!」

朝食会場にもなるという共用の部屋を出て、今夜宿泊する部屋へ行こうと外に出ると、廊下というかポーチというか、通路の真ん中に寝転がる看板犬(笑)。

モリオ:「この子、名前は?」

アヌーシュカという犬

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アンナさん:「この子の名前はアヌーシュカよ。」
ミヅキ:「え?アニュー?」
アンナさん:「あはは、、、発音が難しいわよね。子供がつけた名前なの。ア・ヌー・シュカよ。」
モリオ:「アヌーシュカですかぁ。へぇ、可愛いですね。」

寝転がっている「アヌーシュカ」を撫でるモリオ。

クンクンと私の体の匂いを嗅ぎに来たときはドキドキしたけど、その後は近寄ってくるわけでもなく至っておとなしく、、、ウインドローズB&Bの看板犬「アヌーシュカ」は私が怖いと思っていた大型犬とは大違い。とっても穏やかで大人しい。大きな犬種はあまり詳しくないけど「アヌーシュカ」はラブラドールレトリバーかな?


私達の部屋は「W」

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アンナさんに案内された私達の部屋は『W』。ガラスにカエルのシールが大きく貼っているのがちょっと気になる。カエル…好きなのかな?


少年自然の家のような素朴でナチュラルな部屋

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記121] 森の中に佇むナチュラル系B&B「WINDROSE(ウインドローズ) BED&BREAKFAST」

これが私達の部屋の中の様子。

ベッドはセミダブルくらいの大きさのベッドが一つとシングルの二段ベッドが一つ。4人家族までが泊まれるようになっている。壁にはこの周りで撮影された大きな木の写真やカンガルーの写真、ワイルドフラワーの写真などが飾られている。

ベッドの両サイドには寝ながら読書もできるようにテーブルライトがあるし、ベッドの足元にはバスタオルやフェイスタオルも用意されていて、内装はとても質素で素朴だけど、必要なものは全て揃っている感じ。大昔、子供の頃に学校で行った少年自然の家のような雰囲気でどこか懐かしい。


枕にはウェルカムギフトのチョコレート

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B&Bに泊まった時は、たまにウェルカムのプチギフトが置かれていたりするんだけど、この「WINDROSE(ウインドローズ) BED&BREAKFAST」にはカエルの絵柄の袋に入ったチョコレートが置いてあった。

うん?さっき入り口のウェルカムの看板にもカエルの絵が描いてあったし、入口のドアにもカエルのシールが貼ってたけど、このB&Bはカエルをマスコットキャラクターにしてるのかな?


床には不思議な展示ケース

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部屋の床にはハメコミで設置されている展示ケースが。ケースはこの部屋のテーマカラーなのか?ドアの色と同じ緑色のペンキで塗られていて、中身がしっかりと見えるようにライティングもされているんだけど、中に入っている物は「?」と言った感じ。顔を近づけてよーく見るとこの周辺で採れた木の実のような枝のようなものをオブジェっぽく飾っているのかな?あ!そう言えばワイルドフラワーショーの会場にもこんな感じのものを飾っている場所があったね。

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モルディブの水上コテージとかには床がガラス張りになっていて「下の海で泳いでいる魚が見えるので部屋の中でも海を感じられる」というような部屋もあるんだけど、これはその「森バージョン」で「木の実や自然の造形物を見て部屋の中でも森を感じてね」という工夫なのかもしれない。


部屋の中に自然木が!

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一番驚いたのはこの床から突き出ている自然木。本当の木をそのまま生かして作ったとのことで、まさに「部屋の中でも自然を感じられる」というダイナミックさ。文明の力のクーラーが申し訳無さそうにしているように見えてくる(笑)。

そして扉の奥に見えるのはバスルーム。


バスルームはシャワーのみ

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記121] 森の中に佇むナチュラル系B&B「WINDROSE(ウインドローズ) BED&BREAKFAST」

B&Bと言っても施設によって色んな宿があって、もちろんバスタブが付いているところもあるんだけど、ここはシャワーのみ。この「WINDROSE(ウインドローズ) BED&BREAKFAST」は、エコに力を入れているとのことで「太陽光発電」をしていたり「太陽光でお湯を沸かしたり」しているので、水やお湯が無駄になるようなバスタブは置いていないんだろうな。


シャンプーやコンディショナーもオーガニック

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記121] 森の中に佇むナチュラル系B&B「WINDROSE(ウインドローズ) BED&BREAKFAST」

B&Bのバス周りのアメニティーは、ホテルに置いているような小さなアメニティーを毎日置いてくれるところもあれば、個人宅用の大きなボトルのものを置いているところもあったりと様々。このB&Bは家用の大きなボトルで、シャンプーやコンディショナー、バスソープも全てオーガニック系のものを置いている。ハーブのいい香りがしてきそう♪


シンプルな水洗トイレ

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記121] 森の中に佇むナチュラル系B&B「WINDROSE(ウインドローズ) BED&BREAKFAST」

そして大きなバスルームの中にはトイレも。同じ部屋の中にあるとは言ってもシャワーの場所からは少し離れているから、シャワーの水で濡れる心配はナシ。

そして壁には手すりのバーも。オーストラリアは国内旅行が盛んで、老人たちも車でよくドライブ旅行をしているのを見かけるんだけど、足腰が弱った人がトイレから立ち上がりやすいように手すりが付いていたりするのは、とても優しい視点を持ち合わせたオーナーさんなんだろうなぁと想像できる。

そして便座は緑色でちょっと派手な感じ。何か描いてある…。


便座もカエル!?

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記121] 森の中に佇むナチュラル系B&B「WINDROSE(ウインドローズ) BED&BREAKFAST」
ミヅキ:「うわ!便座もカエルだ!」
モリオ:「やっぱりここのB&Bはカエルがマスコットキャラクターなんやな。」

壁にはカエルの写真とともに何か書いてあるので読んでみると・・・

『この周辺にはものすごくたくさんの珍しい種類のカエルが居て、このB&Bはそのカエルたちを保護して守っています。季節になると、その蛙の声の大合唱が聞けますよ。』とのこと。更にその珍しい種類のカエルたちの名前や性質なんかが詳しく書かれていて『あなたは何種類見つけられますか?』と書かれているジャマイカ!(汗)

ミヅキ:「モリオ!ヤバい!ここ、カエルの楽園らしい!!!」
モリオ:「マジで!?ミヅキ、カエルがこの世で一番苦手なんやろ?」
ミヅキ:「苦手とかいうレベルじゃないよ!大嫌いよ!!ヤバい!どうしよう…。部屋の中にカエルが入ってきたりしたら…ヤバい、死ねる…。」

部屋の中にカエルが出たり、入口のドアにカエルが貼り付いていたりするところを想像しただけで手が震えてくる。これはヤバい。。。このB&Bは旅の途中に突然の予定変更で予約したので、あまり詳しく調べていなかったからカエルのことまでは知らなかった…。

モリオ:「まぁ、落ち着け。カエルの季節って普通夏やろ?今はまだ春先やからカエルはまだ居らんのじゃない?」

モリオの冷静な一言で「恐怖のカエルの園」から引き戻される。

ミヅキ:「あ・・・それもそうだね。カエルの楽園って見て慌てたけど、今はまだ肌寒いから大丈夫よね。1泊だけだし…。うん、大丈夫。」

何とか自分を落ちつかせる私。いやぁ、それにしてもまさかこのB&Bが「カエルの楽園」だったとは…。カエル好きな人にとっては堪らなく天国のような場所だけど、苦手な人にとってはかなり辛いだろう。宿泊する宿ってやっぱりしっかりと事前に調べないといけないね。ほんと、夏じゃなくて良かった、、(涙)。


小さなテーブルセット

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記121] 森の中に佇むナチュラル系B&B「WINDROSE(ウインドローズ) BED&BREAKFAST」

さて、気を取り直してお部屋紹介の続きを。部屋の壁際にはキャンピングセットのような折りたたみができるテーブルセット。私達みたいに2人だけならこうやって荷物置きにしてもいいし、4人家族で部屋を広く使いたい場合は折りたたむこともできるし、これはナイスアイデアだね。テーブルの下にはゴミ箱も。

ん?テーブルの上にも何か置いてあるな。


耳栓!

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ミヅキ:「モリオー!テーブルの上に耳栓がある!何でだろう?飛行機ではよく貰うけど、宿泊系で耳栓置いてるのって初めてだよね?」
モリオ:「あぁ、アレやろ。『蛙の声がうるさくて寝れん』っていうクレームが有って耳栓置くようにしてるんじゃない?」
ミヅキ:「工エエェェ(´д`)ェェエエ工・・・そんなに…そんなに楽園なんだ…。」

あぁぁ、本当に今が春先で良かった…。今が夏じゃないことに心の底から感謝する私。

モリオ:「さてと、どうする?さっきアンナさんが言ってた海岸、行ってみる?」

最高に美しいサンセットを見られる海岸があるらしい

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チェックインの時

アンナさん:「そうそう、『LIghts Beach(ライツ・ビーチ)』には行った?」
モリオ:「いいえ、それはどこですか?」
アンナさん:「この道路を真っすぐ走って…この場所にあるビーチなんだけど、サンセットがものすごくキレイなのよ。」
モリオ:「おぉ!そうなんですね。」
アンナさん:「ここからだと5分ほどで行けるから、ぜひ見に行くといいわ♪」

あぁ、そうだった。カエルの恐怖に慄いてすっかり忘れてたけど、さっきアンナさんが地図を使ってこの近所の案内をしてくれた時にこの近所にすごくきれいなサンセットビーチがあることを教えてもらってたんだった。

ミヅキ:「ここから5分くらいって言ってたよね?」
モリオ:「うん。どうする?行ってみる?」
ミヅキ:「まだ間に合うよね?帰りがちょっと心配だけど、どうせ晩御飯もどこかに行かないといけないんだし…。よし!思い切って行ってみよ♪」

アヌーシュカがお見送り

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私達が部屋を出ると、さっきまで寝転がっていたアヌーシュカが立ち上がっている。お見送りしてくれるのかな?急に距離を詰めて寄ってくるわけでもなく、のんびりとどっしりとした感じ。本当におとなしいいい子だなぁ。

ミヅキ:「アヌーシュカ!いってきま~す♪」

急いでいくで!

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モリオ:「よし!行くと決まったら急いで行くで♪」
ミヅキ:「オーーー!!!」

もう日は傾きかけているから急がなくちゃね。『LIghts Beach(ライツ・ビーチ)』。どんなところなんだろう??