[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して！西オーストラリア・ロングドライブ旅行記106] ヌーディービーチのテン マイル ラグーン TEN MILE LAGOON

TEN MILE LAGOONには風力発電がある

世界で最も美しい海岸道路と呼ばれる「Great Ocean Drive グレートオーシャンドライブ[別名：グレート・オーシャン・ロード（Great Ocean Road）]をどんどん進み走っていくと、ちょっと広めの駐車場を発見。ここにも絶景ビーチがありそう。

地図で見ると「TEN MILE LAGOON」と書いてある。テンマイルラグーン。10マイルということは、、、1マイルは1.6kmくらいだから…この大きな湾が16キロほどあるってことで、『ラグーン』っていうのは「砂州やサンゴ礁によって外海から隔てられた水深の浅い水域のこと」だがら、、、16kmほどあるこのぐるっと大きな湾はサンゴ礁がある浅瀬になっているんだろうな。

私の後ろの方には何本も大きな風力発電の風車が立っている。実はこの風力発電システムはオーストラリアで最初の商業用風力発電所なんだとか。

私達が滞在している「エスペランス」は孤立した町で、電力網に接続されておらず、この風力タービンの設置前は、エスペランスの町と周辺地域の電力需要はディーゼル発電所からのみ供給されていたんだとか。

そんなわけで、このテンマイルラグーンの風力発電は、エスペランスの町にとってものすごく重要なライフラインを担っているのだ。

上からは真下が見えにくい場所だから・・

実はこの「TEN MILE LAGOON テンマイルラグーン」は地元では『ヌーディストビーチ』としても有名な場所らしい。もちろん、今はまだ春先で海に入るには寒い時期だから私達以外に人は居なかったけど、暑い時期になると、人がたくさん集まってくるのかな？

かなり急な階段だから注意が必要

このテンマイルラグーンのビーチに降りるには、階段を降りていくんだけど、その階段が急で足腰が元気な人でないと上り下りが意外と大変ということも、密かにヌーディストビーチとして存在し続けている理由になっているのかも。

TEN MILE LAGOON テンマイルラグーンで記念写真

私達はもう結構足腰が疲れてるからw下には降りず、ビーチの上から記念写真。

あとでレビューを調べてみたら、やっぱりサンゴ礁がすごくきれいって書いてあった。サンゴ礁を見ながらビーチで日光浴とかすごくいいんだとか。

きっとオージー（オーストラリアに住んでいる人たち）たちは、ここに来ることだけを目的にして1日中ボーッと過ごすんだろうなぁ。日本人はいつも忙しすぎる癖が付いてるからついついあちこち回ってしまうけど今後は『ゆっくりと贅沢に時間を使う習慣』を身につけつつ、旅もできるだけ1箇所でのんびり過ごすようにしていきたいなぁ。こんな絶景ビーチで何時間も何時間もボーッと過ごすなんて、、、。

こうやって、とんでもなく大きなスケールの大自然を目の当たりにするだけで人生観が変わるのに、更にそこで自然の音を聞きながら、色鮮やかな景色を見ながら…ただただ流れる時間を楽しむとか、なんて贅沢なんだろう。いつかまた来る時には絶対にもっとゆっくり時間をとって来ないとなぁ。

ちょっと寄り道しすぎた？

あまりにも道中である「Great Ocean Drive グレートオーシャンドライブ」の景色が綺麗すぎて、何度も停まっては景色を見て写真に収める私達。そろそろビール工場に向かわないと、本当にビール工場が閉まっちゃう（汗）。