旅行記 - 8月16日

[タイの秘境・ピピ島とプーケットを巡る旅行記67] 早朝のタクシーの中での夫婦喧嘩。

目次

  1. 朝4時。眠い。
  2. コンビニで買ってきた朝食
  3. パンは焼いたほうが美味しい
  4. チェックアウト
  5. タクシーの中
  6. 国際線ターミナル到着
  7. 国内線なのに国際線ターミナル
  8. 荷物を下ろす

朝4時。眠い。

[タイの秘境・ピピ島とプーケットを巡る旅行記67] 早朝のタクシーの中での夫婦喧嘩。

何とか目覚ましで早朝4時に起きて、帰国の最後の準備を行う。飛行機の早朝便って忙しないというか、、、疲れるよなぁ。今回の旅行は、マレーシアでのトランジットで空港ホテルに1泊>ピピ島の僻地で2泊>ピピ島トンサイエリアで1泊>プーケットで1泊という、、何とも忙しない旅行になってしまって、さらに私がトンサイエリアでの一日は軽い熱中症でダウンしたり、、と、なんかもうピピ島の綺麗な海が遠い昔のような、、、そんな気分になってくる。


コンビニで買ってきた朝食

[タイの秘境・ピピ島とプーケットを巡る旅行記67] 早朝のタクシーの中での夫婦喧嘩。

先日のセブンイレブンで買ってきていたお菓子やパンを朝食にいただく。ペットボトルの飲み物はナタデココ入りの清涼飲料水。なぜかカタカナのロゴが付いているw


パンは焼いたほうが美味しい

[タイの秘境・ピピ島とプーケットを巡る旅行記67] 早朝のタクシーの中での夫婦喧嘩。

ピザパンはそのまま食べてみると美味しくなかったので、フライパンで炙って食べることにした。今回の宿泊で初めてここのキッチンを使用したが、こういう時は部屋にキッチンがあると非常に便利だね。


チェックアウト

[タイの秘境・ピピ島とプーケットを巡る旅行記67] 早朝のタクシーの中での夫婦喧嘩。

そろそろ5時。まだ外は暗いが、もうすぐエクスペディアで頼んでおいた送迎タクシーがやってくる。エクスペディアの送迎手配は、申し込んだ後に自分で英語で直接業者とメールしないといけないが、日本に居る時にネットで支払いまで行えるので便利だ。チェックアウトは、一階で番をしている警備員風のオッチャンに鍵を返すだけ。支払いなどは全て終わっているため、精算などは必要ない。手配していたタクシーは午前5時ピッタリにホテルの玄関にやって来た。


タクシーの中

[タイの秘境・ピピ島とプーケットを巡る旅行記67] 早朝のタクシーの中での夫婦喧嘩。

タクシーでの移動時間は40分ほど。真っ暗な夜道を走る。

ミヅキ:「今回の旅行、なんかバタバタして全然落ち着けずに疲れたね。」

確かに疲れた。だが、最初にプーケットだけに滞在する予定だったのを、てるみくらぶでプーケットツアーを申し込んだのをきっかけに、2ヶ月連続で同じような旅行をするのは面白く無いと「ピピ島旅行」を提案したのはミヅキだ。さらにピピ島だけでなくプーケットも行こうと発案したのもミヅキ自身。私はもともといろんな場所を転々とするのは疲れるので嫌い。この旅行を企画していく時も何度かこのホテルを移動しまくることに対してケンカをしたりした。だが、結局ミヅキの意見に合わせていく形で旅行計画を進めたのだ。もちろん納得もした。だが、最後の最後で「バタバタして全然落ち着けない」と言われると、、、何だか腹が立つ。

モリオ:「、、、あのなぁ、こんだけ移動する言い出したのはミヅキやろ?なんで最後にアカンかったみたいなこというねん!」
ミヅキ:「私はただ疲れた、って言ってるだけやんか!だれもアカンとは言ってないやん!何で怒るかなぁ?モリオだって疲れてるんやったら一緒に『ホンマやなぁ、疲れたなぁ』って言ったらええやろ!?」
モリオ:「この疲れてる状況で、そんなこと言うたら頭にくるやろが。オレは最初からこんなに移動するのは疲れる言うたやろが!ピピ島だって、ホントはビーチのとこで3泊した方がいい言うたのに、ミヅキが1日はトンサイエリアの中心部に泊まって街の様子見たほうが良いとか言うて予定変更したんやろが!」
ミヅキ:「はぁ?ピピ島行く言い出したのは私やけどね、それには理由があったやろ?もう忘れたん?最初の予定ではプーケットのビーチでずっと滞在することになってたのに、モリオが【安いから】ってこの旅行に近い日程のてるみくらぶのツアーに飛びついたからやろ!?ホテルの場所、隣やったやん!1か月も違わん日程でほとんどおんなじ場所に泊ることになっったら、そりゃぁ自由に行き先決めれる方を予定変更したくもなるわ!」
モリオ:「でも、てるみ潰れたやんか!」
ミヅキ:「そんなん私のせいじゃ無いわ!」

ここからはタクシーの中で本気の口げんか。タクシーのドライバーさんは、その白熱した現場を見て見ぬふりをしながら、黙々と車を空港へと進めてゆく。


国際線ターミナル到着

[タイの秘境・ピピ島とプーケットを巡る旅行記67] 早朝のタクシーの中での夫婦喧嘩。

ケンカでヒートアップしていたら、、、気が付くともう空港の国際線ターミナルに到着していた。

ドライバーさん:「えっと国際線ターミナルで場所良かったですか?」
モリオ:「あ、、、あれ?私達の便はプーケット>ドンムアンなので、、、もしかして国内線?ここから国内線ターミナルは遠いですか?」
ドライバーさん:「いえ、すぐですよ。」
モリオ:「ちょっと中で聞いてきます。待っててください。」
ドライバーさん:「わかりました。」
モリオ:「ほんなら、ここで待っといて。ミヅキ。」
ミヅキ:「、、、、分かった。」

こういう休憩タイムがあると、不思議な事にさっきまでの怒りがスーッと静まってゆき、なんでそんなに怒っていたのか、、、ちょっと馬鹿らしくなってくる。ドライバーさん、休憩タイムをありがとう。


国内線なのに国際線ターミナル

[タイの秘境・ピピ島とプーケットを巡る旅行記67] 早朝のタクシーの中での夫婦喧嘩。

中に入るとエアアジアのカウンターがすぐに見つかった。eチケットの控えを見せて聞いてみると、どうやら便は国内線なんだけど、国際線ターミナルで合っているらしい。偶然間違えて来てしまったと思ったターミナルが、実はちゃんと合っていた不思議。普通、プーケットからドンムアン(バンコク)だったら国内線の方に行っちゃうよなぁ、、、。私達の便名はFD3002だったが、同じように国内線移動して国際線乗継するようなチケット持ってる人がいたら、往路のチェックインの時にでも、ちゃんとエアアジアのカウンターで復路のチェックインカウンターが「国内線ターミナル」か「国際線ターミナル」か、確認したほうが安全だろう。


荷物を下ろす

[タイの秘境・ピピ島とプーケットを巡る旅行記67] 早朝のタクシーの中での夫婦喧嘩。
ミヅキ:「どうやった?」
モリオ:「ここで合ってるって。ほんならチェックインしようか。」
ミヅキ:「そうやね。」
モリオ:「まぁ、、、このケンカの原因はてるみくらぶが潰れたのがアカンっちゅうことで。」
ミヅキ:「、、、そうやね。」
モリオ:「ドライバーさん。ありがとうございます。ここでOKです。」
ドライバーさん:「よかった。では荷物出しますね。」

海外旅行というのは、慣れない場所に行くからやはり最後の方では疲れてケンカをしやすいもの。お互いがぶつかりそうになったら、少し肩の力を抜いて気分転換が大事やな、と丁寧に私達を空港まで送ってくれたドライバーさんを見ながらそう思った。本当にお世話になりました。