旅行記 - 12月29日

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編12] ヘイ、ブラザー。ゲートが開いたぜ♪

目次

  1. 人の気配
  2. チップGET失敗
  3. とっさに手渡すチップ
  4. 虫よけスプレー
  5. やっぱりみんな不安らしい
  6. 荷物検査を通る

人の気配

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編12] ヘイ、ブラザー。ゲートが開いたぜ♪

しばらく待っていただろうか。遠くの方で、人の話し声が聴こえてくる。声のトーンからするに、どうやら若い旅行者のようだ。私達と同じ旅行者の姿が増えてくると、段々心細さも無くなってくる。普段私は人が少ないほうが快適だと思っているのだが、それはどうやら勝手の分かる場所限定のことらしい(苦笑)。こういう場所に来ると自分の気の小ささがよく分かる。。。


チップGET失敗

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編12] ヘイ、ブラザー。ゲートが開いたぜ♪

さて、次にやって来た旅行者は、20-30代ぐらいの女性2人のツーリスト。私達と同じように、入り口から自称空港スタッフ(?)が二人くっついて来たようだ。ナビゲートも終わり、用事も済んだようであったが、その二人はしつこく彼女たちに食い下がる。そう、チップが欲しいのだろう。しかし彼女たちは笑いながら適当に彼らの暗のチップ要求をかわす。さすが欧州の女性は強い。。。というよりも、ミヅキを含め、女性はこういう場面に強い気がするw


とっさに手渡すチップ

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編12] ヘイ、ブラザー。ゲートが開いたぜ♪

さて、払わなくて済む状況なら払わないに越したことはないが、チップを払えばトラブルを回避できそうな場面のために、私はここでポケットに数枚の1ドル紙幣を小分けに忍ばせる。こうしておけば、いざというときにサラッと1ドル取り出せる。変に財布なんか出してたら、向こうの期待も上がってしまいかねない。


虫よけスプレー

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編12] ヘイ、ブラザー。ゲートが開いたぜ♪

人もだんだんと増え、落ち着いてきたところで、虫除けスプレーを身体に吹いておこう。そう、ここはパッと見た感じどこかの田舎の風景であるが、一応アフリカの大地。マラリア持ってる蚊も居るだろうから、ここは入念に予防策を講じておこう。


やっぱりみんな不安らしい

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編12] ヘイ、ブラザー。ゲートが開いたぜ♪

空港入口前にも本当の係員らしき人も現れ、空もだんだんと明るくなってきた。私達がボーッと待っていると一人の若い大学生ぐらいのバックパッカーっぽい女の子が私達に英語で話しかけてきた。

女の子:「ここの入り口が開くのって何時かわかります?」
モリオ:「うーん、7時頃って言ってましたよ。」
女の子:「そうですか、、、私のフライトの時間は7時になってるのに、、、間に合うのかな。。。」
モリオ:「なるほど、、でもそれまで開かないので、多分大丈夫ですよ。」
女の子:「そう望みますw」

見せてもらったバウチャーには、確かに「7時」と時間が刻まれている。この女の子は1人でやって来ている旅行者で、ここからサファリで大人気のエリア「アルーシャ」へとセスナで向かうらしい。見たところすごく旅慣れた感じではあるが、やはり初めての場所は不安でいっぱいなのだろう。そうだよなぁ、勝手が分からないと心配だよなぁ。不安に思っているのは私達だけじゃないのを見て、なんだか気分が楽になるwなんじゃそりゃ。。。

そんなこんなで再び時間を潰していると、さっきチップをあげてブラザーになった彼が、午前6時前頃に再び私達のもとにやって来た。

自称スタッフ:「ヘイ、ブラザー。空港が開いたぜ。行こう。」
モリオ:「え?開くの7時じゃ?」
自称スタッフ:「いや開いたんだ。行こう。」
モリオ:「お、、、OK。。」

荷物検査を通る

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編12] ヘイ、ブラザー。ゲートが開いたぜ♪

さて、彼に言われるがまま空港の中へと進んでいく。すると、入り口の場所には、普通の空港らしく荷物検査の機材や危険物探知機のゲートなどが置かれていた。そこに私達の荷物を持ち上げて載せてくれるブラザー。本当に空港スタッフなのかなぁ?でも、着てる服は制服とかじゃなくて普通の私服っぽいんだよなぁ。。。

ブラザー:「よし、OKだ。中にはいろう。」

どうやら中まで付いてくるらしい・・・w