旅行記 - 12月29日

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編17] 老ガイドとマサイ族に連れられてタンザニアの奥地へ。

目次

  1. 緑にあふれた風景
  2. キャンプのスタッフとマサイ族
  3. ジープでGO
  4. セルーの風
  5. あれ?スピード感あるけど20km/hなの?
  6. キャンプの看板が見えてきた

緑にあふれた風景

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編17] 老ガイドとマサイ族に連れられてタンザニアの奥地へ。

ムテメレへの着陸態勢に入った頃、セスナの窓の下にはこんな緑の風景が広がる。雨季のシーズンの12月現在。雨が多い分、こんな風に緑にあふれた風景を楽しむことが出来るのが、このセルーの雨季の魅力の1つなのだそうだ。さぁ、いよいよ到着だ。


キャンプのスタッフとマサイ族

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編17] 老ガイドとマサイ族に連れられてタンザニアの奥地へ。

私達がムテメレに降り立つと、すぐに私達を待っていたキャンプのスタッフ、そしてマサイ族(驚)が駆け寄ってきた。おお!ちゃんと私達を待ってくれていたんだ♪

写真右の黒人のオッチャンは「タンボ」。私達のサファリライフに深く関わってくる人物だ。そして私の後ろで荷物を運んでくれているのが、マサイ族の「カンガイ」。彼は少しだけ英語が喋れるマサイ族の若者。マサイ族と言っても、それっぽい服着て、マサイを演じてるだけじゃないの?とこの時は疑っていたが、本当に彼らはマサイ族。彼「ら」と言ったが、実はキャンプには4人のマサイの若者がいて、、、おっとここから先はもう少し後のお話で。


ジープでGO

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編17] 老ガイドとマサイ族に連れられてタンザニアの奥地へ。

私達をキャンプまで運んでくれる車がこちらのサファリカー。マサイのカンガイが後ろの座席に荷物を載せてくれ、私たちは中央の座席に腰を下ろす。そして彼らが一番前の席に乗り込み、さぁ出発だ!車の横についているロゴは、私達が今日から泊まるサファリキャンプの会社「Paradise&Wilderness」のもの。ヨットのマークと動物のシルエットがあるが、この会社はここのサファリを運営しているだけでなく、このタンザニアの離島、ザンジバルでもリゾートを運営しているのだ。


セルーの風

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編17] 老ガイドとマサイ族に連れられてタンザニアの奥地へ。

ジープが動き出す。この車は座席の天井と背面以外は全て空いているオープンカー仕様なので、この広大に広がるセルーの景色を存分に感じることが出来る。そして座席の側面には手すりのバーが1本付いているだけで、それ以外一切何も付いていないのもワイルドだが、、、こんな無防備な車で、途中で野生の猛獣が出てきたら、、、怖いだろうなぁ。。でも道中は、人の生活圏でもあるし、野獣たちも入ってこなかったりするのかな?

タンボ:「セルー動物保護区にようこそ。私はサファリガイドのタンボだ。」
モリオ:「私はマリオです。」
ミヅキ:「ミッキーです。」

外国人に自己紹介するとき、いつも「モリオとミヅキです」と名乗っているのに必ず「マリオとミッキー?」と聞き返されるのだ。「いいえ、モリオとミヅキです」と訂正しても「OK!OK!マリオとミッキーだね。」と言われてしまう。何度訂正しても「マリオとミッキー」と言われるので「もう、海外ではマリオとミッキーでいいんじゃない?」ということになり、それからは「マリオとミッキー」と名乗っている私達。マリオは任天堂のマリオ、ミッキーはミッキーマウスのミッキーということで、外国の人が良く知っているキャラクター名だから非常に覚えてもらいやすいのだ。

タンボ:「どこから来たの?」
モリオ:「日本からです。」
タンボ:「おお、遠い所からようこそ。セルーは初めて?」
モリオ:「はい。タンザニアもアフリカも初めてですw」

そんなこんなでお互いの自己紹介を軽くしつつ、私たちはタンザニアの奥地へと向かってゆく。


あれ?スピード感あるけど20km/hなの?

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編17] 老ガイドとマサイ族に連れられてタンザニアの奥地へ。

さて、このサファリカーの後ろに乗っていると結構スピードを感じるので、運転席の速度計を見てみると、、、あれ?20km/hしか出てないな。オープンタイプでオフロード走ると速度が早く感じるのかな?と思っていたが、車がスピードを上げたり下げたりしても、ずっと速度計は20km/hを指したまま、、、。壊れてるやんwこんな大自然の中では、車のスピードがどのぐらい出てるかなんて、そんなことはどうでもいいのだろう。ワイルドだ。


キャンプの看板が見えてきた

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編17] 老ガイドとマサイ族に連れられてタンザニアの奥地へ。

オフロードの道を10分ほど進んだところで、キャンプの看板が現れる。もうすぐ到着だ。今回私達が4泊泊まるキャンプは「Africa Safari Camp」という、、、本当に宿泊施設の固有名詞なのか?と思うほど安直なネーミングのリゾート施設。キャンプとは名前が付いてはいるけれど、部屋はテントではなく、一棟独立のコテージタイプとなる。またプールもあるらしい。どんなところだろうなぁ♪ワクワクしてきたぞ!