旅行記 - 12月30日

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編30] ハイエナの寝床に接近。

目次

  1. ルフィジ川に沿って
  2. 危ない理由
  3. いたるところにカバ
  4. 他のガイド達と情報交換
  5. シマウマ発見
  6. 何の変哲もない茂み
  7. ハイエナの巣!
  8. ハイエナまでの距離

ルフィジ川に沿って

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編30] ハイエナの寝床に接近。

セルース動物保護区の動物たちにとっての大動脈は「ルフィジ川」。動物たちの生命の営みもこの川を中心に行なわれているため、川沿いを走ると何かしらの動物があらわれる。これは川沿いを水遊びしている鳥の風景。でも、よくこんな危なっかしい場所で水遊びしてるよなぁ。。。


危ない理由

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編30] ハイエナの寝床に接近。

その危ない理由はこれ、クロコダイルの存在だ。川の浅瀬にはこうしてワニが常にいるのがこのルフィジ川。なので、あんな風にワニが一呑出来そうな小鳥がうろちょろやっていると、大丈夫なのか?、、、と心配になる。だがワニのほうも捕獲する様子も無く、ただボーッと水面を漂っている。大自然の中では、常に生死を賭けた戦いが繰り広げられているのかと思いきや、のどかなものだ。そんな戦いは腹が減ったときだけなのだろう。ここの動物たちは意外なほど静かで平和に暮らしている感じだ。


いたるところにカバ

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編30] ハイエナの寝床に接近。

川の中央部ではいたるところにカバもいる。最初見た時は「うわ!カバだ!」と感動していた私達も、ここまで沢山カバが居ると「あ、またカバだ。」という風に変わってしまうw 慣れというのは恐ろしいものだ。インパラ、キリン、カバ、ワニ。セルースでは、この辺りの動物は、ちょっと走ればすぐに見つけることが出来る。


他のガイド達と情報交換

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編30] ハイエナの寝床に接近。

ジープで走っていると、時折このように他のキャンプのサファリカーとすれ違う。すれ違うときは旅行者同士はニコッと笑いながら「ハイ!」と挨拶し、ガイド同士は「ジャンボ!」と言いながら、(多分)動物達の情報交換を行っている。ガイド同士はスワヒリ語で喋っているので、一体どんな会話をしているのかはよく分からないが。

サファリカーの種類も様々。私達と同じような4〜6人乗りのオープンカーもあれば、オフロードカーの屋根部分だけ頭を出せるようになっているタイプもあったり、10人以上は乗っているグループカーも。

セレブそうな人が乗っているサファリカーは、大きめのジープにゲストは夫婦2人かそれプラスそこの子どもたちだけが乗っていて、運転手とガイドが前に座り、さらに後ろにはバトラーらしき人も乗っていて「うぁ、、これは高そうだなぁ」という雰囲気たっぷりだったり。いつかはそんなゴージャスなサファリも体験したいなぁ。


シマウマ発見

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編30] ハイエナの寝床に接近。

少し遠くに見えるのはシマウマだ!今日のサファリでは初めての遭遇。動物園なんかでもよく見かける種ではあるが、野生の中で見るとやっぱりぜんぜん違う。セルースではこのシマウマはキリンほど多く見かけない。


何の変哲もない茂み

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編30] ハイエナの寝床に接近。

さて、タンボが運転するジープが向かったのはこちら、、、何の変哲もない、倒木が横たわって出来た茂み。「ほら、あそこ」と茂みの中を指差すが、私には何も見えない。。。


ハイエナの巣!

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編30] ハイエナの寝床に接近。

ジープはゆっくりと茂みの反対側へと近付く。すると、、、、ハイエナが倒木の下で休憩しているのだ!どうやらここは彼の寝床になっているらしい。ハイエナの数はこの1匹のみ。最初、向こうを向いたまま寝ていたのだが、いきなりタンボがジープのドアを開け、思いっきり閉めて「バンッ」という衝撃音を作るw そんなことやって大丈夫なのか(汗)!? ハイエナもさすがにびっくりして顔を上げる。その時をとらえた写真がこちら。とても迷惑そうな顔をしているw しかしこのあと、すぐにハイエナは元の方向へと頭を向け、私達を無視して眠り始めた。


ハイエナまでの距離

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:サファリ編30] ハイエナの寝床に接近。

ジープからハイエナまでの距離はこんな感じ。3mあるかないか、そんな距離感だ。しかし、ここまで巣に近づかれても全くハイエナが警戒していないのを見ると、多分ここは多くのサファリカーが毎日のように訪れ、人間や車が脅威ではないというのを知っているのだろう。いやぁ、でもこんなに近くで野生のハイエナを見ることが出来るとは思わなかった。