[インドネシアのパリピ秘境・ギリ島旅行記6] 1日目・ゴールデンウィークの保安検査は長蛇の列!朝からビールをかっ食らう!

保安検査に向かう列が激混み！

モリオが両替を済ませたので、大急ぎで保安検査に向かう列をめざす。普段なら、保安検査入り口のところにはほとんど人は並んでおらず、すぐに保安検査場に入れるのに、今日は入口からずーっと2ブロック程先まで並んで、そのさらに先はロープがぐるっと張られており、グネグネと蛇行した列が続いている。ヤバい人の多さだ。スタッフの人が「最後尾」というプラカードを持っているので、とりあえずそこから列に加わる。列は蛇行している部分は2列で進み、直線に並んでいる部分にくるとそこからは4列になって進む。列に並んでいると日本語だけでなく、中国語や韓国語も聞こえてくる。海外から旅行に来ている人もきっとこの人の多さにはビックリしていることだろう。

いつも人が並んでいるお土産屋さんも今日は更に長い列

激ごみの保安検査さえ終われば後は楽チン。出国審査は「自動化ゲート」を使うので長い列に並ぶことなくスムーズに通り抜けられる。こういった激混みの時期にこそ「自動化ゲート」の有難さが身に染みる。一度登録しておけば、成田でも羽田でもセントレアでも利用できるので、まだ登録していない人は出発当日でも登録できるので、少し早めに空港に行って登録しておくといいだろう。詳しくはこちら（法務省のページ）。

すんなり出国できたので、次は「関空カード」のポイント登録に向かう。3月にロサンゼルスに行った時に比べて、免税店前を歩いてる人も、免税店に入っている人も多い。いつも「白い恋人」とかをカゴいっぱいに入れた人が長い列を作っているお土産物屋さんも今日は更に長い列になっている。なかなかカオスな状況だ。

前回のLCCでは、私（ミヅキ）はコロコロキャスター付きのキャリーバッグを機内持ち込み手荷物にしていたんだけど、今回はモリオと同じようにリュックにしている。7キロ近い重さを背負っていくのはキツイかなぁ？と心配していたけど、今のところはまだ大丈夫だ。つうか、これから出発するところなんだから、今からキツかったらこの先ムリやんね（汗）。

「KIX-ITMカード」にフライトポイントを貯める

関空から出発の時は、ウィングシャトル駅の手前にあるこの端末に搭乗券をスキャンさせてフライトポイントを貯める。片道10ポイント、往復分で20ポイント貯められる。このポイントがたまると「KIX エアポートラウンジが使えたり」、「JALやANAのマイレージに交換出来たり」「エアポートリムジンバスが割引できたり」「関空の免税店で使える金券がもらえたり」「関空にあるホテル日航の宿泊ができたり」と、ニーズに合わせていろいろお得なことに使えるのだ。

「KIX-ITMカード」なんだけど、残念ながら伊丹空港ではこの「フライトポイント」を加算することは出来ない。「フライトポイント」が加算できるのは関空だけなので注意が必要だ。「KIX-ITMカード」について詳しくはこちらで。

ミヅキ「ポイント加算もできたし、シャトルに乗って搭乗口に向かう？」

モリオ「そうやな、ここは人が多すぎるし搭乗口に向かおか、、、、って、あ”－－－－－－－！！！」

ミヅキ「え？何？また何か忘れたん？」

モリオ「お金、ATMで入金するの忘れたやん！」

そう言いながら私の顔をジロっと睨むモリオ。

ミヅキ「え？何で？何でこっち睨むんよ！忘れたの、私のせいとちゃうやん？」

モリオ「別に、ミヅキ睨んでるんちゃうわ。入金するの忘れたことに腹立ってるだけや！」

ミヅキ「はぁ？意味が解らん。入金忘れた自分に腹が立ってるんなら、こっち見て睨まんといて！」

モリオ「そんなんゴチャゴチャどうでもええねん。」

ミヅキ「どうでも良くないわ。ホンマ、気分悪いわぁ。それに、出国したってATMくらいあるやろ？ATM探して入金したらええやん？何でイライラしてるんか意味不明やわ。」

モリオ「アホか、ここにATMとかあるか？無いやろ。出国前に入金せなあかんかったんや！」

ミヅキ「何言うてるん？ATMあるに決まってるやん！ドバイでも空港内にあったやん。中国にもあったやん。日本にだってあるやろ。」

モリオ「あぁ、ドバイかぁ、確かにあったなぁ。ヨシ！探してみるか。」

ATMがあるかもしれないとわかると急に機嫌を直してズンズン歩き始めるモリオ。

「ヨシ！」ちゃうわ。ホンマ、自分勝手な性格やわ。まったく、、、。何かよくわからんけど、こっちがイラッとするわ。

セブン銀行のATMを発見！

両替所の近所にあるんじゃないかなぁと思って奥を覗くと、、、あった！ATM発見！

ミヅキ「モリオ！あったよ！こっち！」

モリオ「おぉ！凄いやん！なんでここにあるってわかったん？」

ミヅキ「何でって、、、両替するときも、両替した後もATMあったら便利やん？」

モリオ「なるほど、確かにそうやな。さすがミヅキやな。」

さすがって、そんなん誰でも気づくやん。まったく、、、。

モリオが入金している間に、ATMの横に立ててあった案内を読んだら「このATMは1回につき3万円までしか出金できません」と書いてあった。大金を持ち出さないためのようだ。まぁ、飛行機の中で大金を持っているのも不用心だし、3万以上のお金なんて必要ないよね。

ウィングシャトルで搭乗口に向かう

さて、無事ATMにお金を入金することもできたし、搭乗口に向かおう。私たちの搭乗口は36番ゲートだ。向かって右側のシャトルに乗ってゲートに向かう。

シャトルの中も満員

2~3分に1回くらいの間隔でシャトルが来るんだけど、乗り場の前にはかなりの人が並んでいる。シャトルが到着して乗り込むと、中は満員。さすがゴールデンウィークだ。ゴールデンウィーク2日目でコレだから、初日の昨日はもっとスゴイ人だったんだろうなぁ。

36番ゲートに到着

無事、36番ゲートに到着した。CAさんや機長さんらしき人たちも次々にやってきて準備をしている。

モリオ「さっき、イライラして悪かったな。お詫びに何か買ってくるわ。何がええ？」

ミヅキ「ビール！」

モリオ「エ！？ここでビール飲むんか？」

ミヅキ「だって、エアアジア、機内でビール飲めんかもしれんやん。機内で飲めるん？」

モリオ「いや、飲めるかどうかわからんなぁ。」

ミヅキ「やろ？やからビール！」

モリオ「よっしゃ、わかった。ビール買ってくるわ。」

ミヅキ「2人で1個でいいよ。ガブガブ飲みたいわけじゃないし。ちょっと喉潤すだけやし。」

モリオ「喉潤すって何やねん、そのオッサン臭い発想は、、、。まったく、、、。」

ブツブツ言いながらビールを買いに行くモリオ。

15分かかってようやく買えたビールをがぶ飲み！

ビールを買いに行ったモリオがいつまでたっても帰ってこない。お店ってすぐそこなんやけどなぁ？何やってるんやろう？まさか…ここで迷子？さすがにそれは無いよねぇ？などと、1人であーでもないこーでもないと妄想していたら、モリオから電話がかかってきた。

モリオ「なんかなぁ、アホみたいに並んでんねん。あと２～3分でオレの番やし。もうすぐ行くし。」

そうこうしている間に、搭乗案内のアナウンスがはじまった。

アナウンス「まずは小さなお子様がいらっしゃるお客様やご搭乗にサポートが必要な方など優先搭乗の方からご搭乗いただきます、、、座席番号が、、、」

げ！搭乗がはじまったやん！私ら優先搭乗じゃなかったっけ？と焦っているとやっとモリオがビールをもって帰ってきた。

ミヅキ「モリオ！もう搭乗の案内がはじまった！」

モリオ「マジか！これ、どうすんねんw」

ミヅキ「一気にガブ飲みするしかないやん！かして！」

モリオの手からコップを奪い取り、グビグビ。

ミヅキ「モリオも飲んで！」

モリオも一気にグビグビ。。。

ミヅキ「くっそぉー。もっと優雅に出発前のひと時を過ごすはずやったのになぁ。これじゃ、ホンマに朝からビールかっ食らってる怪しいオッサンとオバハンやん（汗）。」

モリオ「ホンマやで。搭乗口で朝からビールがぶ飲みとか、めっちゃ怖いオッサンとオバハンやなw」

とりあえず、2人で一気にビールを飲みほし、優先搭乗の列に向かう。