旅行記 - 5月3日

[インドネシアのパリピ秘境・ギリ島旅行記42] 夜の干潮時のビーチ漁

目次

  1. 地元民のビーチ漁
  2. 暗がりを進む
  3. 地面の様子
  4. 地元民のバケツ
  5. カニの巣
  6. チェックアウト
  7. 静かな夜

地元民のビーチ漁

[インドネシアのパリピ秘境・ギリ島旅行記42] 夜の干潮時のビーチ漁

食事を終えた私達のもとにやってきたレストランスタッフのジャスくんは、ビーチの暗がりの方を指差して、現在潮が引いていてドロップオフ前ぐらいまで歩いていけるけど行ってみないかとお誘いがあった。ここのビーチではこの時期、夜になると一気に潮が引いて地面が水面から現れるのだが、その引き潮から逃げ遅れた魚が地面に転がっていたりするのだとか。それを目当てに食料用に魚を捕獲しに、地元民の人たちが懐中電灯を灯しながらやってくるのだ。ミヅキは昨夜、夜のこの漁の明かりを見て興味津々で「うわぁ!どんな感じになってるのか見てみたい!」と言っていたのだが、ただの旅行者がそこに行って邪魔するのは良くないんじゃないか?と思ったりもしていたのだ。今回のジャスくんのお誘いは、そんなミヅキの好奇心を満足させる非常にありがたいお誘いだった。


暗がりを進む

[インドネシアのパリピ秘境・ギリ島旅行記42] 夜の干潮時のビーチ漁

私たちはジャスくんの後ろに付いて干上がった海の方へと進んでゆく。ミヅキは足首まで長さのあるズボンを履いていたので、濡れないように上のほうまでたくし上げているw ここのウィルソンズの前のビーチは砂地になっていて、下には海藻が生えているだけで岩場ではないので安心して歩ける。つまり、ここのビーチをシュノーケルのエントリーポイントにすればシュノーケルやりやすいのか。この記事を書いていてやっとそのことに気がついたw


地面の様子

[インドネシアのパリピ秘境・ギリ島旅行記42] 夜の干潮時のビーチ漁

地面はこんな感じ。砂の上にはカメが好きそうな海藻が生えている。干上がるとはいっても、数センチは水が残っていたりもするので、歩くときはビーチサンダルなど濡れても良い履き物がいいだろう。なお、ジャスくんの話によれば、運がいいとタコなんかも取れたりするのだとか。ただ私達の歩く場所には、残念ながら獲物は現れなかった。


地元民のバケツ

[インドネシアのパリピ秘境・ギリ島旅行記42] 夜の干潮時のビーチ漁

地元民も数名私達の近くで漁をしていたので、バケツの中身を見せてもらうことに。結構な量の魚が捕れている。さすがだ。ここで捕れるのは主に小さめの魚だが、地元の人にとっては大切な食料源なのだろう。


カニの巣

[インドネシアのパリピ秘境・ギリ島旅行記42] 夜の干潮時のビーチ漁

さてしばらく辺りを探したが結局魚を見ることは出来なかった私達。すると、ジャスくんは地面に空いている穴を指差して「ここにも何かが潜んでいるよ。」とその穴に小石をそっと入れる。すると小さなハサミを使って小石を挟もうとするカニのような生き物の手が出てきた。かわいらしい小ささのハサミだ。何度か小石を使って引っ張りだそうと試みたが結局失敗。だが、ジェスくんの私たちに何かを見せようと努力してくれた優しい心遣いに感謝したい。


チェックアウト

[インドネシアのパリピ秘境・ギリ島旅行記42] 夜の干潮時のビーチ漁

それでは夜の地元のビーチ漁も見ることが出来たことだし、私達もそろそろヴィラに戻ろう。今日の晩ご飯の合計は205,000Rp、約1800円ぐらい。少し高めのレストランだとは言ったが、周りよりも少し高めなだけで、そこそこリーズナブルだ。支払いはクレジットカードもOK。今回は私達もカードで支払うことにした。なおカード払いでも現金払いでも、ギリ島のレストランはだいたいテーブルでの支払いになる。食べ終わってすぐに払いたい場合はスタッフを呼んでチェックすればいいが、呼ばなくてもだいたいどこも食べ終わったぐらいにタイミングを見てちゃんとレシートを持ってやってきてくれる。こういうところはリーズナブルでもちゃんとしたレストラン風になっている。もちろんドレスコードなどは無いが。


静かな夜

[インドネシアのパリピ秘境・ギリ島旅行記42] 夜の干潮時のビーチ漁

帰り際に写真を一枚。もうすぐ夜の22時30分ごろ。ほとんど人通りのない道に、雰囲気のあるレストランの明かりだけが灯っている風景。素敵な場所を独り占めしたかのような、そんな贅沢な気分に浸れる夜の道だ。雨季も終わったがまだオフシーズンの5月のギリ島。何気にオススメな時期かもしれない。