[インドネシアのパリピ秘境・ギリ島旅行記46] トラワンガン島北部の海をビーチからシュノーケルしてみる。

朝からシュノーケルを借りに

6日目の朝。現在午前9時過ぎ。今日はいつもよりちょっと遅目の朝。今日は朝からミヅキの体調がよろしくなく、どうも昨日の喉のイガイガが悪化して咳が出るようになってしまった。明日は帰国の日なんだけど、旅の終わりに向かって体調が悪くなるというのは、何気にバッドなシチュエーションだ。日本からは風邪薬を持ってきたのだが、あまり効く様子がない。そのため、ミヅキはとりあえず部屋で寝かせておいて、私一人でシュノーケルセットを借りに行くことにした。今日の予定はここのビーチ前でのシュノーケルと、夜はジェッティ近所のクラブパーティーを覗いてみる、、、という予定なのだが、、、どうなるかなぁ。

さてシュノーケルセットであるが、ギリエコヴィラズにもマスクだけはあるのだけれど、フィンはどれもボロボロで折れたりしていて使いものにならない。（借りるのは有料で一日50,000Rp前後だったと思う）そのため近所のダイバーショップでシュノーケルを借りに行くことにした。

年季の入ったシュノーケルセット

さて、近所のダイバーショップで借りてきたシュノーケルセットがこちら。なかなか年季が入っていて、フィンも劣化していて先がひん曲がっているｗ 値段はフィンとマスク、シュノーケルのセットで1日100,000Rp（900円ほど）。結構高い。借りるときに50,000Rpの保証金（デポジット）とレンタル料金100,000Rpを渡し、返却時に50,000Rpを返してもらうシステムになっている。ここのダイバーショップが閉まるのは18時なのでそれまでに返す必要がある。しかし私が借りるときは50,000Rp札がなくて100,000Rp札2枚を渡したところ、お釣りがないから返却時に100,000Rp返すのでもいいか？とのこと。「いいよ」と言って200,000Rpを手渡した。若干不安だったがちゃんと用紙に「返すときに100K」とメモしてくれたので安心した。ちなみにここのダイバーショップはスタッフもヨーロッパ系の人が多く英語の発音は聞き取りやすい。

朝食へ

無事シュノーケルセットを調達してきたので、今日もヴィラで朝食を頂く。今日もミヅキには大好物のスイカのジュース、私はオレンジジュースをチョイスした。今日の朝はスージーの姿は無い。

モリオの朝ごはん

私の朝ごはんは、前にも頼んだ「グルメヘルシー」。今日のフルーツサラダにはパパイヤも入っていた。パンの種類もちょっとだけ変わったかな？付け添えの美味しい自家製ジャムは健在だ。

パンケーキ

ミヅキがチョイスした朝食はチョコレートソースのパンケーキ。パンケーキにチョコレートソースが掛かっただけのシンプルな内容だ。別で頼むとコーヒーとジュース付きで50,000Rp、約450円。ちなみにここのパンケーキはトッピングに、バナナ、チョコ、レモン、シュガーが選べる。このパンケーキの朝食は、このリゾートで一番ボリュームの少ない朝食メニューとなる。喉が痛くて食欲が無いのだろう。

ビーチへ

さて、ミヅキは朝食を食べ終わって再びベッドへ戻り休憩。私はビーチへ出て、さっき借りたシュノーケルでここのビーチエントリーのシュノーケルをやってみようと思う。ルートはここから沖の方へ進み、ある程度の水深になったら（近くは水深が浅すぎてシュノーケルしにくい）、リーフ沿いに東の方へ進み、カメがいるという島の北東のタートルショアを目指し、また折り返して返ってくるルートで行ってみたいと思う。今日のギリエコヴィラズ前のビーチはそこそこ人がいて、みんな日光浴を楽しんでいる。

シュノーケル開始

さてそれでは早速シュノーケルを開始。ここはギリエコヴィラズのビーチからエントリーしてすぐの場所。非常に透明度が悪く、とてもシュノーケルが出来るような雰囲気ではない。ビーチからはこの濁った場所が見えているため、パッと見た感じではこの海がちょっと進むだけで透明度が抜群に良くなるなんてとても想像がつかない。

少し進んだ場所

まだ足がつくか付かないかの場所だが、少しだけ沖合に行った場所の海の中。少し泳いだだけでいきなりこんな感じで海の透明度が上がってくる。だんだんと熱帯魚らしき魚の姿や、小さいサンゴの姿も見え始める。

少し東へ

ギリエコヴィラズ付近の海より西側では、時折サメが確認出来るということなので、反対の東の方へ向かう。ここは、ウィルソンズのレストランの前からもう少し東へと行ったところの海の中の様子。魚が群れをなして泳いでいる姿も確認できる。透明度もこのあたりからググッと良くなる。

ドロップオフ手前

さてもう少し沖合の方へ向かい、ギリ・トラワンガン島のリーフのドロップオフ近所まで泳いでゆく。そこまで深くはないが、もう足は付かないエリアだ。水中を観察していると、この写真で映した、先は口の長い魚で尻尾は植物のような、、、奇妙な物体に遭遇する。一体これが何なのか分からないが、、、うつぼの仲間？でも海藻のようにも見える。。。でもあの先端はきっと頭なのだろうし、生き物だよなぁ。。。ちょっと動いてるし。

熱帯魚の群れ

また、辺りを見ていると、こんな感じで熱帯魚の群れとも遭遇する。これだけ多くの魚の群れは、先日のボートトリップで確認できなかったので、このギリ・トラワンガン島北部のリーフは何気に魚影の濃いエリアなのかもしれない。見応えもバッチリだ。

ある意味レアな風景

またドロップオフ近辺を泳いでいると、下の方から気泡が上がってくる場所を発見。よーく見てみると（私は視力が結構悪い）なんと下でダイバーが潜っているのだ。シュノーケルでダイバーが潜っているところを見ることが出来るって、ある意味レアなのかもしれない。つまりギリ島ではダイバーさんたちが見ているのに近い環境の海をシュノーケルでも見ることができている、ということなのだろう。

バラクーダ？

現在島の北東角にあるタートルショア近辺の海の中。小魚が集まっているその奥の方に細長い大きめの魚の姿を確認。バラクーダっぽい感じにも見えるが、、、、魚の種類にはあまり詳しくないので断言できないが、まぁこんな感じで珍し目の魚にも意外と簡単に出会えるのがこのインドネシア、ギリ島の海だ。

浅瀬にカメ

ちょうど島の北東角近辺の、脚の届くぐらいのビーチ側の浅瀬にて。なんと小さめのウミガメを発見。十分浅い場所なんだけど、カメが楽しそうに真下を泳いでいる。こんな感じでこの北東エリアのシュノーケルは、結構いろんな海の生物が見えて非常に面白い。出会った海洋生物の種類は、たぶんボートトリップの時よりも多い気がする。つまり、海の生き物を楽しむだけであれば、この北東エリアで勝手にシュノーケルするのが一番良い、、、ということだ。

ビーチに上がると

さて海の中の様子を一通り見てきたので、そろそろ戻ろうと引き返し、再びギリエコヴィラズ前のビーチに戻ってきた私を、体調が悪くて寝込んでいたはずのミヅキが待っていた。

そんな感じで、私たちは朝っぱらからビンタンビールをビーチで楽しむことにした。