[インドネシアのパリピ秘境・ギリ島旅行記10] 1日目・マレーシアの入国審査はカオス。ホンマに入国できるん?

無事、マレーシアに到着！

6時間半のフライトもあっという間で、無事、マレーシアに到着。前を歩いている女子二人組は、長袖にスパッツというリラックス重視の服装。飛行機の搭乗は慣れっこといった雰囲気だ。そして手に持った紙袋にはお菓子がぎっしり詰まっている。手荷物にお菓子…。はじめて見る光景だ。

動く歩道で進んでいく

エアアジアXが到着するターミナルはマレーシア国際空港のKLIA2というところだ。2014年に出来上がったLCC専用のターミナルで、まだ新しくとても綺麗だ。到着口からは入国審査場までは動く歩道が付いている。

入国審査場まではかなり遠い

動く歩道もあるし、そんなに混んでる様子もないし…ということで、のんびり気味に歩く私たち。ふと前を見ると機長さんが「白い恋人」のお土産をもって歩いている。そういえば、関空でも「白い恋人」を買ってる人が多かったけど、「白い恋人」って日本の人気お土産なんだろうか？？

エスカレーターで上のフロアへ

動く歩道を何本か乗り継いで、突き当りまで来たら「Arrival」の案内表示に従ってエスカレーターで上のフロアまで上がる。案内表示がしっかりしていて、迷うことは無い。

マレーシアのSIMカード

入国審査の場所にたどり着くまでに、SIMカードを売っている売店が2~3件ほどある。今回私たちは「海外旅行に行く人の最強Wifiルーター」のページで紹介しているGlocalMeの端末を持ってきていて「アジア7か国（シンガポール、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、カンボジア）365日有効、1GB12ユーロ」というプランを使うので今回はSIMカードは必要ないが、もしもマレーシアでSIMカードが必要な人はこのあたりのお店で調達するといいだろう。

ちなみに、今回私たちが買ったGlocalMeの「アジア7か国プラン」は1年間有効なので、今回のマレーシアのトランジット中やインドネシアのロンボク島はもちろん、8月に行くタイのプーケットの時も1GB分の残りがあればそのまま使える。最近のホテルはどこも無料のwifiが飛んでいることが多いので、1GBでも結構長持ちするんじゃないか？と期待している。12ユーロ（1500円～1600円くらい）で何か国分もカバーしてくれているというのは、その都度SIMを調達する手間やSIMの差し替えの手間もかからないのでとっても便利だと思う。使い心地はどんな感じかというと…日本を出発する前に、この「アジア7か国プラン」を購入していたんだけど、マレーシアに到着したら勝手につながっていて、すぐにネットが使えるようになっていた。これは便利で有り難い！

視覚的にわかりやすい標識

KLIA2の中はこんな感じで視覚的にとてもわかりやすい看板が至る所に設置されている。これを見ながら進めば迷うことは無いだろう。

Sama Sama Express klia2 (Airside Transit Hotel)サマ サマ エクスプレス KLIA2

入国をしなくても泊まれる「Sama Sama Express klia2 (Airside Transit Hotel)サマ サマ エクスプレス KLIA2」の案内ブースもある。入国無しで宿泊したい場合には便利なホテルだ。1泊13000円程度。トランジットの時間が短い場合は6時間で6000円程度というプランもある。当初、私たちはこのホテルの予約をしていたのだが、後日、半額の6000円程度で宿泊できる「Tune Hotel klia2 チューンホテル　クリア2」に予約を変更した。

なんじゃ！この人の多さは！

空港内の様子をアレコレ見ながら、フラフラと歩いていたらふと目に着いた階下の様子。え？何？これ、、、もしかして入国の人？

ミヅキ「まさか、これ、入国審査待ってる人やろか？」

モリオ「そうかもしれん。ヤバイ、これめっちゃ時間かかるぞ？急ご！」

ちょっとでも早く入国したいから急いで階段を降りる。。。って、今更急いでも遅いよね（汗）。

とりあえず、時間をチェック

入国にどのくらい時間がかかるのか？参考までに時間をチェック。空港に飛行機が到着してここに来るまでにのんびり歩いて15分くらいかかっている。入国審査、どのくらいかかるんやろう？30分くらいで出れたらええんやけどなぁ。

どこが列なん？まじめに並んで！

階段から降りた場所辺りは、みんなまじめに並んで綺麗な列になっている。暑いなぁ～と思いながら、途中、モリオと交代でトイレに行ったりして少しずつ進む。小さな小学生くらいの子供連れの人はかなりグッタリしている。もしもトランジットだけなら、子連れの人は無理に入国せずに途中にあった「Sama Sama Express klia2 (Airside Transit Hotel)サマ サマ エクスプレス KLIA2」に泊まったほうがいいと思えるレベルだ。一体、いつになったら入国審査のホールに入れるのか…。ゴールデンウィークだからこんなに混んでいるのか？それともここはいつもこんな感じなのか？？わからないけど、気が遠くなる。背中に担いだ7kgのリュックがズシっと肩にのしかかる。

ミヅキ「これ、ペトロナスツインタワーに行くの無理じゃない？めっちゃ時間かかっとるし。」

モリオ「うん、ちょっと無理やな。中止や、中止（苦笑）」

そんな会話をしながら少しずつ進み、、、ようやく入国審査のホールにたどり着く。そこには目を疑うようなカオスな世界が広がっていた。とりあえず、どこが列になっているのかわからない。列と思わしき場所に並んでも、途中のおじさんが座り込んで動かなくなったり、後ろに並んでいるインド系の人が順番飛ばしをしに来たりする。

ミヅキ「ちょっと、何なん？コレ。みんな全然真面目に並んでないやん！どうなっとん？」

モリオ「なんかめっちゃ酷いカオスやな。」

ミヅキ「真面目に並んでも無理やわこれは。ちょっと、どうなってるか奥に見に行ってみるわ。モリオはここに並んどいて！」

そう言い残して、奥の方の列の様子を見に行く。すると、、、、多少、バラツキはあるものの、入り口近くのカオスな状況よりはかなりマシな感じだ。

ミヅキ「モリオ！こっち！こっち！ここに並ぼう！」

モリオを呼んで奥の方の列に並ぶ。さっきの場所は人との距離感もすごく近くて、汗のにおいとかすごくキツくてクラクラきてたけど、奥の列の方はそれに比べると何倍もマシだ。何でこんなに入国に時間がかかるのか？と審査の様子を見ていると、、、とにかく審査官がかなりのんびりやっている様子。こんなに混んでいるのに、使っているブースは半分以下とか、、、。

ミヅキ「何で、全部のブース使わんのやろね？全部使ったらもっとスムーズで効率もいいのに。」

モリオ「まぁ、ここは南国やからなぁ。日本みたいにガツガツやらんのやろ。まぁ、のんびり待つしかないよな。」

そうや、ここはマレーシアやった。ついつい日本の感覚で効率とか考えてしまうけど、南の国はそんなにガツガツしてないんよね、、、。私も早く南国スイッチ入れよ（笑）。

やっと入国審査完了！

そしてジワジワ進む列に気が遠くなりながらふと横を見ると、飛行機を降りた時に前を歩いていた女子2人組が楽しそうに話しながら持ってきていたお菓子を頬張っているジャマイカ！旅慣れた人っぽかったけど、流石やわ。このカオスな状況を物ともせず、楽しくお菓子食べてるなんて。。。あー、私もお菓子食べたい、、、。次、来るときはこのカオスな状況を楽しめるようにお菓子持ってこよう。

そんな事を考えていたら、やっと私の番になった。審査自体はめっちゃ簡単。これが何でこんなに時間がかかるのか、、、？南国で暮らしたら、、、ストレスなんか無いんかもしれんなぁ。

入国審査にかかった時間は１時間半

入国にどのくらい時間がかかったのか、、、。２～３時間並んだ気がしていたけど、かかった時間は１時間半くらいだった。すごーーーーっく時間がかかった気がしてたけど意外と早かった？いや、なんかもう南国スイッチが入ったみたいで、何か時間とかどうでも良くなってきた（苦笑）。とりあえず、ホテルにチェックインして荷物置いて、、、ご飯食べたい。お腹空いたー。