旅行記 -

[台湾とタイを巡るマリオット・ボンヴォイ旅行記87] The House on Sathorn の2階を見学

目次

  1. The House on Sathorn の2階へ
  2. レストランとして利用されている
  3. ソビエト大使館時代の家具たち
  4. ルビールーム
  5. 中庭の風景
  6. 歴史にゆかりのカクテル

The House on Sathorn の2階へ

[台湾とタイを巡るマリオット・ボンヴォイ旅行記87] The House on Sathorn の2階を見学

食事を終えた私達は、少しお酒をいただこうとPAII と同じThe House on Sathorn 内にあるバー The Bar へと向かう。バーの中へ入りソファ席に腰掛けると、いつも私達の注文を聞いてくれるスタッフのDream(ドリーム)という女性が今日も私達にメニューを持ってきてくれた。

ドリーム:「今日はどれを注文なさいますか?」
モリオ:「うーん。色々飲んだからどれにしょうかなぁ・・・」
ドリーム:「あっそうだ。良ければこの建物の2階ご覧になりますか?」
ミヅキ:「えっ!?見てもいいんですか?」
ドリーム:「もちろん。当店のカクテルはこの建物にインスピレーションされて作られているものばかりですし、きっと興味深いはずです。」
モリオ:「ぜひお願いします。」
ドリーム:「すぐに見られますか?それとももう少ししてからにしますか?」
モリオ:「ではすぐにお願いします♪」
ドリーム:「それでは案内いたします。」

私達は、ドリームに連れられて、このThe House on Sathorn の2階へと足を運んだ。写真は2階に上がってすぐの場所。さすがはこの建物は130年以上の歴史ある建造物だけあって、その趣はとても奥行きがある。


レストランとして利用されている

[台湾とタイを巡るマリオット・ボンヴォイ旅行記87] The House on Sathorn の2階を見学

この2階の部屋は、現在はレストランスペースとして利用されており、私達が見学に上がってきたときも、欧米の団体客がこの2階を利用していた。


ソビエト大使館時代の家具たち

[台湾とタイを巡るマリオット・ボンヴォイ旅行記87] The House on Sathorn の2階を見学

とある部屋の中に入る。この部屋は、この建物がソビエト大使館(現ロシア)として使われていた時代のインテリアをそのまま残しており、家具もロシア製のものが数多く置かれているのだとか。

ちなみにこの部屋は、雨季などで雨の日に中庭が使えない時は、アフタヌーンティー会場としても使用されているのだとか。それにしても、この個性的なシャンデリアといい、紫のレザーソファといい重厚な雰囲気があってすごいなぁ。


ルビールーム

[台湾とタイを巡るマリオット・ボンヴォイ旅行記87] The House on Sathorn の2階を見学

続いて紹介された部屋はこちらのルビールーム。この部屋は赤を基調とした部屋になっているのだが、これはこの建物の初代オーナーが中国人で、幸運の色である赤を好んでいたためとか。現在はレストランの一室として主に利用されているようだ。椅子は若干会議室っぽい雰囲気。


中庭の風景

[台湾とタイを巡るマリオット・ボンヴォイ旅行記87] The House on Sathorn の2階を見学

The House on Sathorn の2階から見る中庭の風景。今夜は晴れているので、中庭の席でお酒や食事などを楽しんでいるゲストの姿も多い。

ちなみにこの写真には写っていないが、この建物にはライスフラワーをデザインに使った紋章のようなマークが建物の要所要所に飾られているのだが、それはこの初代オーナーの妻であったタイの女性がライスフラワーをこよなく愛していたから、この紋章がこの建物に散りばめられているのだとか。


歴史にゆかりのカクテル

[台湾とタイを巡るマリオット・ボンヴォイ旅行記87] The House on Sathorn の2階を見学

こうして私達はこのThe House on Sathorn の建物の2階見学を終えてバーのソファ席へと戻り、今垣間見てきた歴史にちなんだカクテルを頼むことにした。

上の2つは左がThe Invitation(360THB / 約1,440円)という、この建物が超高級ホテルとして使われていた時代をテーマにしたカクテル、右がThe Courtyard(360THB / 約1,440円)という中庭をテーマにしたカクテル。建物の歴史を知って、それにちなんだカクテルをいただく。ちょっとタイムスリップしたようなとても贅沢な時間だ。

それにしてもバーに遊びに来て、観光も一緒に楽しめるなんて、ほんとここの建物は素敵なスポットだと思う。バンコクに来て観光らしいことは何もしていないのにホテルの敷地内で歴史的な建物を観光できるとは…Wバンコクに泊まって良かったなぁ。