旅行記 -

[台湾とタイを巡るマリオット・ボンヴォイ旅行記19] 雨の九份観光

目次

  1. 間違えて子ども用カッパを購入
  2. 階段を登って九份の中心街へ
  3. 九份の中心街入り口
  4. 九份の町中の様子
  5. 烏龍茶をもらう

間違えて子ども用カッパを購入

[台湾とタイを巡るマリオット・ボンヴォイ旅行記19] 雨の九份観光

さて、駐車場で購入したカッパ(レインコート)なのだが、ミヅキ用に購入した小さめのカッパは、どうやら子ども用のカッパだったらしく、それを着たミヅキが文句を言い始める。

ミヅキ:「これ、子供用のカッパじゃない?」
モリオ:「あれ?。。。ホンマやな。」
ミヅキ:「フードかぶったら、、、これ変じゃない?(笑)変えてもらおう。」
モリオ:「でももう雨に濡れたし、、、、いいわ、俺が着るわこれ。」
ミヅキ:「えっ!?さすがに小さすぎるんじゃない?買い直そうよ。」
モリオ:「いや。。いけるやろ。カッパやし。」

確かにちょっと小さいが、着れないことはない。なんとか子ども用のカッパを着た私。流石にフードをかぶるとねずみ男みたいな変な見た目になるので、顔は出した状態で歩くことにしよう(笑)。


階段を登って九份の中心街へ

[台湾とタイを巡るマリオット・ボンヴォイ旅行記19] 雨の九份観光

駐車場からは、少し急になっているこの階段を登って九份の中心街へと向かう。それにしてもこの階段の雰囲気は、妙に私が育った田舎の風景にもダブるものがあるのだが、、、気のせいだろうか?


九份の中心街入り口

[台湾とタイを巡るマリオット・ボンヴォイ旅行記19] 雨の九份観光

階段を上がり、道路を少し歩くと、道端にセブンイレブンがあり、そこが九份の中心街、商店街の入り口となっている、、、のだが、商店街の中は雨にも関わらず、夜市のときと同じような人混みになっているではないか。

モリオ:「うわっ、すごい人!」
ミヅキ:「九份って大人気なんやね。」
モリオ:「これは確かにカッパのほうが動きやすそうやな。」
ミヅキ:「でしょ?」
モリオ:「でも頭は被ったら変やし・・・まぁ頭は濡れてもいいか。」
ミヅキ:「とりあえずまっすぐ進む?」
モリオ:「そうやな。ほんで、阿妹茶樓(アーメイチャーロウ)っていうお茶屋目指そう。千と千尋の神隠しに出てくる油屋のモチーフになったとか言われてる場所らしいんやわ。」
ミヅキ:「でも私、千と千尋の神隠しって見たことないんよね(笑)。」
モリオ:「ほんなら日本帰ったら見ようか?w」

この九份にあるお茶屋「阿妹茶樓」は、千と千尋の神隠しで登場する油屋によく似ているということで、物語の舞台のモチーフになったのではないかと噂され一躍有名になったお茶屋さん。その噂はジブリが公式で否定しているのだが、それでもそのお茶屋の外観がノスタルジックで幻想的ということで九份を訪れた旅行者は必ずと行っていいほど訪れる一大観光スポットになっている。


九份の町中の様子

せっかくなので、この九份の町中の様子を歩きながらショートムービーに収めてみた。写っている場所は、セブンイレブンの入り口からしばらく中に入った場所の様子で、入り口ほど人がごった返してはいないので幾分歩きやすくはなっているが、それでもたくさんの人で賑わっている様子がよく分かる。

しかし、ムービーでは唯一現地の匂いだけはお届けできないのだが、実はこの商店街の中を歩いていると、時折強烈な臭豆腐の臭気が鼻を刺してくる。今はまだ春先の涼しい時期なのでまだマシだが、夏場はとんでもないことになってそうだ。なお、現地の台湾の人も、あまりにもひどい臭豆腐の匂いには「臭い!」と言うらしい(笑)。


烏龍茶をもらう

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私達が商店街を歩いていると、お茶屋さんでひときわ元気な若いお姉ちゃんが、私達の顔を見るやいなや大きな声で、さらに日本語で「お姉ちゃん、飲めーー!」とお茶を勧めてくる。あまりの迫力に押されながら試飲カップを受け取る私達(笑)。そして過ぎ去ろうとすると、また大きな声で「また来週ー!」と言ってくるではないかw

モリオ:「どこであんな日本語を覚えたんやろw」
ミヅキ:「たぶん漫画じゃないかなぁ(笑)。」

しかし「飲めーーー!」と命令口調の元気なお姉ちゃんも、私達が「郵便局どっち?」(郵便局を過ぎた先を右に曲がると目的地の阿妹茶樓がある)と聞くと、ちゃんと丁寧に「あっちだよ!」と教えてくれる親切な人たちだった。台湾の人たちってなんだか楽しくて良いな。