旅行記 -

[台湾とタイを巡るマリオット・ボンヴォイ旅行記21] 台湾式お茶の飲み方

目次

  1. お茶とお菓子のセットメニューを注文
  2. 台湾式のお茶の飲み方
  3. お茶菓子
  4. お茶飲みすぎ?
  5. 現金で会計を済ませる

お茶とお菓子のセットメニューを注文

[台湾とタイを巡るマリオット・ボンヴォイ旅行記21] 台湾式お茶の飲み方

私達は座席に座ると、店員さんがすだれ状になったメニューを持ってきてくれる。お店には色々と単品メニューも用意されているが、私達は一番手っ取り早い、烏龍茶とお茶菓子のセットメニュー(300台湾ドル / 約1,350円)を2つ注文する。

しばらくすると、店員さんがお茶菓子とお茶を持ってきてくれ「日本語?」と聞いてきたので頷くと、ここでのお茶の飲み方を日本語で教えてくれる。


台湾式のお茶の飲み方

[台湾とタイを巡るマリオット・ボンヴォイ旅行記21] 台湾式お茶の飲み方

店員さんの案内によると、台湾式のお茶の飲み方は以下のような手順で行われる。

  1. 急須に1/4ほど茶葉を入れる。
  2. 最初は茶葉を洗う目的で、急須にお湯を注いでそのお湯はすぐに捨てる。
  3. 茶葉を洗ったら再びお湯を急須に注ぎ20秒待つ。
  4. 急須から茶海(急須にいれた茶湯をそそぎ切る為に使う茶器)にお茶を移す。
  5. 茶海から聞香杯(もうこはい / 長細い器でお茶の香りを楽しむための茶器)にお茶を注ぎ、湯呑をかぶせて反対にし、聞香杯を持ち上げて湯呑にお茶を移し替える。
  6. 聞香杯にはお茶の香りが移っているので、その香りを鼻で楽しむ。
  7. 湯呑でお茶を飲む。
  8. 茶海のお茶を飲み終わったら、同じ茶葉であと4回お茶を淹れて飲む。聞香杯を使っての香りを楽しむのは最初の1回目だけで、あとは急須にお湯を入れてお湯を注いでお茶を抽出(2回目30秒、3回目40秒、、と10秒ずつ抽出時間を伸ばしていくと良いらしい)し、茶海に移し、そのまま湯呑でお茶を楽しむ。
  9. 5回分お茶を淹れて飲んだら、茶葉を捨て、新しい茶葉で1からやりなおし。

結構ややこしい行程ではあるが、一度覚えてしまえば意外とすんなりお茶を楽しめるようになってくるので楽しい。


お茶菓子

[台湾とタイを巡るマリオット・ボンヴォイ旅行記21] 台湾式お茶の飲み方

セットで用意されているお茶菓子は、落雁、ごませんべい、きなこもち、そして甘い梅干し。甘い梅干しはちょっと硬いが、口に含むと次第に柔らかくなる感じ。ただ私的にはちょっと苦手な食感だったので、その梅干しはミヅキに食べてもらうことにした。


お茶飲みすぎ?

[台湾とタイを巡るマリオット・ボンヴォイ旅行記21] 台湾式お茶の飲み方

このお茶セットなのだが、用意されたお茶っ葉がだいたい5~6回分ほど入っていて、さらに1回の茶葉で5回飲むので、お腹がタポタポになるぐらいお茶が飲めてしまうのだ。茶葉を捨てる器には笑われるくらいのお茶っ葉が盛り付けられている。

ミヅキ:「ちょっと!周り見たけど、こんなにお茶っ葉置いてるのってうちぐらいよ!」
モリオ:「だって出されたぶんだけ飲まないと損した気分になるやん?w」
ミヅキ:「それはそうだけど・・・でももうお腹一杯よ?」
モリオ:「そうやなぁ・・ここから海悦楼(この阿妹茶樓の向かいにある)のディナーがあるんやもんな、、、でもあと1回分で飲みきれそうやし、頑張って飲もうや。」

頑張って飲むものなのかどうかはわからないが、とりあえず出された茶葉の分だけは頑張ってしっかり飲み干した私達。でもここのお茶は、台湾の高雄産の烏龍茶らしく、香りも良くてとても美味しくいただくことができた。


現金で会計を済ませる

[台湾とタイを巡るマリオット・ボンヴォイ旅行記21] 台湾式お茶の飲み方

もうすぐ待ち合わせの17時になるので、そろそろ私達もお店を出ようと思う。支払いは入り口近くにキャッシャーがあるので、そこに伝票を持っていって支払いを済ませる。支払いはお茶セット2人分で600台湾ドル(約2,700円)で現金のみでの支払いとなる。

最後に「これどうぞ♪」と、阿妹茶樓が綺麗に撮影されたポストカードを1枚ずつ渡してくれた。いい記念になるなぁ。ごちそうさまでした!